ETFとは


ETFとは?

ETFとは、”Exchange Traded Funds”の略称で、取引所で取引される指数連動型の投資信託のことです。「Exchange」は証券取引所のことを意味しています。日本語では上場投資信託と呼ばれます。指数連動型とは、特定の株価指数債券指数、貴金属価格などに連動するように作られた投資信託のことで、インデックスファンドとも呼ばれます。したがって、ETFは証券取引所に上場しているインデックスファンドと考えればよいでしょう。

 

ETFはなぜ誕生したのか

2001年4月の政府による緊急経済対策の一環として証券市場の構造改革が行われ、その中で、金庫株の解禁や確定拠出年金の導入と並んで上場投資信託が誕生することになりました。

緊急経済対策では、「現物出資型を導入することを通じ、簡便かつ機動的に少額の投資ができる、株価指数に連動する新たな商品を投資家に対し提供することにより市場の厚みが増すなど、市場活性化に貢献することが期待されるETFの制度整備を進める」とされていました。海外でのETF市場の成長もあり、ETFという選択肢が増えることで、証券市場が活性化することが期待されていたわけです。

これを受け、TOPIX東証株価指数)、日経株価指数300、日経平均株価(日経225)、S&P/TOPIX150という4つの株価指数に連動する現物出資型のETF(上場投資信託)が認められることとなり、2001年7月に、東京証券取引所と大阪証券取引所にTOPIXと日経平均株価への連動を目標とするETF計5本が上場されたのが、日本におけるETFのスタートでした。なお、その後、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場が統合されたため、現在では大阪証券取引所にはETFは上場していません。

 

日本で最初に上場したETF

銘柄(ETF)名
銘柄コード
運用会社 ベンチマーク
ダイワ上場投信-トピックス 1305 大和証券投資信託委託 TOPIX
TOPIX連動型上場投資信託 1306 野村アセットマネジメント TOPIX
上場インデックスファンド225 1330 日興アセットマネジメント 日経平均株価
ダイワ上場投信-日経225 1320 大和証券投資信託委託 日経平均株価
日経225連動型上場投資信託 1321 野村アセットマネジメント 日経平均株価

 

2001年の段階では、上記の4つの株価指数に連動するETFのみが上場可能でしたが、2008年6月に法律が改正され、現物拠出型ETFの連動対象となる指数についての個別指定が廃止されたため、上記以外の株価指数を対象とするETFが可能となりました。また、株式以外の上場有価証券を投資対象とするETFが解禁されました。また、商品を投資対象とするETFが解禁になるなど、多種多様なETFが上場しています。

2016年12月末現在、205本のETFが東京証券取引所に上場しています。最新の上場ファンド数については東京証券取引所のHPなどでご確認下さい。

 

ETFについてのFAQ (よくある質問)はこちらです

東京証券取引所に上場しているETFの一覧