投資信託の歴史(1980年~1989年)


1980年代の経済・証券市場における出来事

  • 1980年9月23日・・・イラン・イラクが全面戦争に突入
  • 1985年9月22日・・・G5、プラザ合意を発表し、ドル高是正に協調介入
  • 1986年10月27日・・・英国でビッグバン(証券自由化)開始
  • 1987年2月10日・・・NTT株上場。初値が160万円のストップ高で決定
  • 1988年4月29日・・・英国、投資家保護・金融・証券会社の経営健全化を図るために「金融サービス法」を施行
  • 1989年8月29日・・・三井銀行と太陽神戸銀行、1990年4月1日に合併し、太陽神戸三井銀行とすることを発表
1980年代 投資信託の歴史
1980年1月4日 大蔵省、証券会社に対し中期国債投信(中期国債ファンド)の取扱いを許可。
1980年 野村證券投資信託委託が中期国債ファンドを設定。
1980年 イラン・イラク戦争
1980年12月19日 第一投信設立。
1981年 新国債ファンドの誕生。
1981年 米国で確定拠出年金制度スタート。
1982年 フォークランド紛争
1982年7月 証券会社、新型投資信託「ジャンボ」の取扱いを開始。
1982年11月20日 証券会社、「利金ファンド」(保護預りにかかる公共債の利子専用の公社債投信)の取扱いを開始。
1983年6月20日 フジ投信委託、商号を三洋投信委託に変更。
1984年 内外債券ファンドの誕生。
1985年 プラザ合意。急速な円高進行。
1985年 債券先物市場が誕生し、証券投資信託も利用可能に。
1985年6月21日 国際投信委託、国内で初めてのインデックスファンドを設定。
1985年8月14日 証券会社、大口公社債投信「フリー・ファイナンシャル・ファンド(FFF)」(MMC対抗商品)の募集取扱いを開始。
1986年 長期国債ファンド(トップ)の誕生。
1986年11月15日 コスモ投信設立。
1986年 証券投資信託における規制緩和の実施。
1986年11月29日 証券投資信託の純資産、30兆1706億円と、初の30兆円台乗せ。
1987年 従業員積立専用ファンド「ミリオン」誕生。大和証券投資信託委託が給与天引きで購入する株価指数連動型ファンドを設定。
1987年 ブラックマンデー(世界同時株安)
1987年11月18日 東京投信設立。
1988年10月31日 ユニバーサル投信設立。
1989年10月31日 太平洋投信設立。
1989年 大蔵省の投資信託研究会が報告書を公表。これを受けて、「証券投資信託委託業務の免許基準の運用について」が公表され、外資系業者の投資信託委託業務参入が可能に。
1989年 ベルリンの壁崩壊、中国天安門事件。

投資信託の歴史の最初に戻る