iTrustシリーズとは?


iTrustシリーズとは

iTrustシリーズは、ピクテ投信投資顧問が運用するインターネット専用の投資信託のシリーズのことです。2016年6月30日現在、iTrust世界株式、iTrustロボ、iTrustバイオ、iTrust日本株式の4本があります。

 

iTrustシリーズの特徴

  • インターネット専用ファンドである。
  • アクティブ運用ファンドである。
  • 販売手数料および信託財産留保額がかからない。
  • 信託期間が無期限である。
  • iTrustシリーズの受益者(投資家)は、受益者専用サイト「iInfo」へのアクセスが可能となり、ファンドの情報提供だけでなく、資料や投資教育情報を入手できる。

 

この数年、インターネット専用ファンドとして設定されるファンドの多くが、低コストを特徴とするインデックスファンドでしたが、iTrustシリーズのファンドは、ファンドマネージャー運用会社が独自の経験、知識、運用能力をフル稼働して、積極的な運用を行い、市場平均を上回ることを目指すアクティブ運用のファンドです。

それでいて、購入時に販売会社に支払う手数料(販売手数料)と信託財産留保額が不要と、コスト面は抑えられています。信託報酬率は、インターネット専用のインデックスファンドと比較すると高くなりますが、アクティブ運用のファンドの中では低い水準に抑えられています。例えば、2016年6月に設定された48本の追加型ファンドのうち、株式を主な投資対象とする14本のファンド(ETFを除く)を比較すると、信託報酬率が平均で約1.41%(税抜き)であり、iTrustシリーズのいずれのファンドの信託報酬も、これを下回っています。

 

iTrust世界株式

主に高い競争優位性をもつグローバル優良企業の株式に分散投資するファンドで、2016年2月19日に設定されました。信託報酬は0.89%(税抜)で、分配頻度は年1回。組入銘柄数は69銘柄(2016年5月末現在)。

販売会社(2016年6月20日現在)

  • SMBC日興証券(ダイレクトコース専用)
  • SBI証券
  • カブドットコム証券
  • 東洋証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 静岡銀行 (インターネット専用)

iTrustロボ

主に日本を含む世界のロボティクス関連企業の株式に投資するファンドで、2016年2月19日に設定されました。信託報酬は1.33%(税抜)、分配頻度は年1回。組入銘柄数は49銘柄(2016年5月末現在)。

販売会社(2016年6月20日現在)

  • SMBC日興証券(ダイレクトコース専用)
  • SBI証券
  • カブドットコム証券
  • 東洋証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 静岡銀行 (インターネット専用)

iTrustバイオ

主に世界のバイオ医薬品関連企業の株式に投資するファンドで、2016年2月19日に設定されました。信託報酬は1.33%(税抜)、分配頻度は年1回。組入銘柄数は44銘柄(2016年5月末現在)。

販売会社(2016年6月20日現在)

  • SBI証券
  • カブドットコム証券
  • 東洋証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 静岡銀行 (インターネット専用)

iTrust日本株式

主にわが国のナンバーワン企業の株式に投資するファンドで、2016年6月30日に設定。信託報酬は0.89%(税抜)、分配頻度は年1回。

販売会社(2016年6月30日現在)

  • SBI証券

 

ピクテ投信投資顧問

なお、ピクテ投信投資顧問株式会社は、1805年にスイスで創業した富裕層を対象としたプライベートバンクを母体とする運用会社で、日本には、1986年に進出しました。iTrustシリーズを含め54本のファンドを運用しています(2016年6月30日現在)。

ピクテ投信投資顧問の旗艦ファンドとも呼べるのが、約8,200億円の純資産総額(2016年4月末現在)を誇り、2,000本を超える追加型株式投資信託(除くETF)で純資産総額第5位に位置する「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」です。同ファンドは、主に世界の高配当利回りの公益株に投資するファンドとして、2005年2月28日に設定された毎月分配型のファンドです。主に海外の株式に投資しますが、為替ヘッジは行われないタイプのファンドです。

ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)の分配金の設定来の累計額は9,930円(2016年5月末現在)で、純資産総額は追加型株式投資信託の中で5位の規模ですが、基準価額は4,328円(2016年5月末現在)と、設定時の10,000円の半分以下になっています。同ファンドの5月末の月報によると、分配金の支払いと為替差損が基準価額にとってはマイナス要因となっています。税引前分配金を再投資して計算したファンドの騰落率では、設定来で+62.02%(2016年5月末現在)となっています。