マネックス証券と新生銀行グループ、金融商品仲介業務に関するサービス提供開始


マネックス証券新生銀行および新生銀行の100%子会社である新生証券(以下新生銀行および新生証券を合わせて「新生銀行グループ」)は、 2021年1月27日に公表した金融商品仲介業務における包括的業務提携について、 2022年1月4日よりこの提携に基づくサービス提供を開始した。

(1) 提携の概要

新生銀行および新生証券は、 会社分割(吸収分割)の方法により、 新生銀行の投資信託保護預り口座および新生証券の主に新生銀行との金融商品仲介業務にかかわる個人の顧客の債券保護預り口座に関する権利義務を、 2022年1月4日付でマネックス証券に移管した。

移管後の新体制では、 新生銀行は、 マネックス証券から金融商品仲介業務の委託を受け、 同行の既存の顧客および新規の顧客に対して、 投資信託や債券などの金融商品の勧誘・販売・アフターフォローを引き続き行う。 また、 新生証券は、 マネックス証券に対して主に債券商品提供にかかわる媒介を行う。 マネックス証券では、顧客との取引の執行および顧客口座の管理を行う。

(2) 新たに提供開始するサービス・機能

この提携により、 新生銀行の顧客はマネックス証券が有する幅広い商品ラインナップにアクセス可能となる。 主要な商品とその概要は以下のとおり。

  • 株式関連サービス(国内株式、 米国株式)

マネックス証券では、 初めての株式取引でも低コストで始められる。 国内株式の手数料は110円からとなっている(取引毎手数料コース、 現物取引の場合)。 また、 まとまった資金がなくても始められるワン株(単元未満株)では、 1株から取引可能で、 買付手数料は無料(0円)となっている。

ニーズが高まっている米国株式も取引しやすくなっている。 米国のグループ会社「TradeStation」による米国株式取引ツールはスマホアプリにも対応している。 取扱銘柄数は4,700銘柄超と豊富で、 取引手数料は約定金額の0.495%(下限0米ドル~上限22米ドル)。 その他、 配当金の再投資にも対応した定期買付サービスなど、 豊富な機能でお取引をサポートする。 株式の情報提供も充実しており、 マネックス証券の専門家がレポートやセミナーを通じて分かりやすい情報を提供している。

※手数料は税込。 米国株式の取扱銘柄数は個別株式・ADR・ETFの合計(売りのみの銘柄を含む)。

  • 投資信託関連サービス

投資信託は、 新生銀行の取扱ファンドにマネックス証券のものが加わり、 1,200超の取扱ファンドから選択できるようになる。また、 投信積立のサービスでは、 毎月に加えて毎日の積立も可能。

また、 この提携にあわせて提供開始する新たな機能の概要は以下のとおり。

1.マネックス証券・新生銀行間の即時入出金(手数料無料) 【すべての顧客】

インターネット経由の新生銀行からマネックス証券への入金およびマネックス証券から新生銀行への出金は、 即時かつ手数料無料で提供する。 特典サービスを除いて、 即時出金が無料となるのは、 新生銀行への出金のみとなる。

2.新生銀行からマネックス証券への外貨即時入金(手数料無料) 【すべての顧客】

新生銀行の外貨普通預金口座からマネックス証券への外貨入金機能を提供する。 インターネット経由で指図可能で、 即時の入金かつ手数料は無料となる。 取扱通貨は、 米ドル、 ユーロ、 豪ドル、 NZドル、 人民元、 トルコリラ、 南アフリカランド、 カナダドル、 英ポンド。

3.マネックス証券から新生銀行への外貨おまかせ出金(手数料無料) 【新生銀行仲介かつ出金先登録が新生銀行の顧客】

マネックス証券の外貨(米ドル、 ユーロ、 豪ドル、 NZドル、 人民元、 トルコリラ、 南アフリカランド、 カナダドル、 英ポンド)を毎営業日1回、 自動的に新生銀行の外貨普通預金口座に振り替えるように設定できる。

4.新生銀行からマネックス証券へのシングルサインオン 【新生銀行仲介の顧客】

新生パワーダイレクト(インターネットバンキング)のログイン後画面からマネックス証券の口座にIDやパスワードを入力することなくログインできる(シングルサインオン)。

5.新生ステップアッププログラムのステージ判定対象【新生銀行仲介かつ出金先登録が新生銀行の顧客】

マネックス証券における対象商品(投資信託、 債券)残高についてはステージ判定の対象となる。