野村アセットマネジメント、サステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)のKPIを設定


野村アセットマネジメントは、 ESGを含むサステナビリティに関する取組みの成果を測り、 透明性を一層高めるため、 同社のマテリアリティ※1の成果指標(以下「KPI」)を設定したと2023年1月25日に発表した。

野村アセットマネジメントは、ESG課題の解決に向けた取組みが投資の好循環(インベストメント・チェーン)を支える上で重要であると認識し、責任ある機関投資家として投資先企業にESGを重視した経営を求めるとともに、自社においてもESGを重視した事業経営を進めている。

野村アセットマネジメントが設定したマテリアリティのKPIは以下のとおり。

<マテリアリティのKPI>
  • お客様本位の業務運営を実現するための方針に基づくKPI※2
  • 温室効果ガス排出量
    • 2050年までに運用資産の温室効果ガス排出量のネットゼロ達成(2030年中間目標を当社運用資産の55%に設定※4)
    • 2030年までに当社が利用する電力を100%再生可能エネルギー起源の電力に切り替え、温室効果ガス排出量のネットゼロ達成
  • 女性部室長相当比率
    • 2030年度までに40%以上

野村アセットマネジメントは次のように述べている。

当社は今後も、お客様や投資先企業とともに、「インベストメント・チェーン」を生み出すことにより、持続可能な豊かな社会の実現を目指しながら、お客様の資産形成に貢献していきます。

※1  野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎)が策定した「野村グループのマテリアリティ」 および同社が定めるESGステートメント を踏まえて策定された。

※2  詳細→https://www.nomura-am.co.jp/corporate/service/cobo/kpi.html

※3  株式会社野村総合研究所による投資信託のパフォーマンス評価。

※4  2021年10月25日付ニュースリリース「運用資産の温室効果ガス排出量に関する『2050年ネットゼロ目標』と『2030年中間目標』の設定について」を参照