JPモルガン・アセット・マネジメント、「日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド」を4月に設定


JPモルガン・アセット・マネジメントは、「日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド(愛称:TPパワー)」の募集を4月1日より開始する。同ファンドは、当初申込期間を4月1日から4月25日、設定日を4月26日とし、SMBC日興証券株式会社で販売される。

「日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド」は、自国やその周辺地域のみならず、環太平洋地域全体の成長を取り込みながら伸びていく、環太平洋地域の企業の株式に主として投資する。原則として、概ねアジア・オセアニアの株式に60%、北米の株式に30%、中南米の株式に10%の割合で、ファンド・オブ・ファンズ方式により投資する。ファンドの運用においては、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの、先進国から新興国までグローバルに張り巡らされた調査網を活用。徹底的に企業分析を行い、環太平洋地域の成長をテーマに、その時々の市場環境にあわせた「ベストアイデア」銘柄をいち早く発掘していく。

JPモルガン・アセット・マネジメントでは、環太平洋地域の経済及びファンドについて、次のように述べている。

環太平洋地域は、①先進国を代表する北米と、新興国を代表するアジアという大きな経済圏を中心とし、②安定成長を見せるオセアニア、③資源をはじめ製造拠点や消費市場としても成長が見込める中南米、という世界の中でも魅力が高いと考えられる国・地域によって構成されています。

環太平洋地域の魅力は、経済規模の拡大が予想され、世界経済における存在感が高まっていること、また、企業の高い利益成長が見込まれていることなどが挙げられます。さらに、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)やアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)などの経済連携が進行しており、相互の国・地域の経済発展が促進される効果が期待できると考えられます。実際に、環太平洋地域における貿易額は拡大し、今後もその結びつきはさらに強まっていくとみられます。

当ファンドの地域別の組入比率は、このように成長期待が高まる環太平洋地域の株式のリターンを効果的に得ることを目指し、各地域の現在の成長モメンタムや将来の経済規模に加えて、株式市場の規模や流動性も考慮して考えられています。

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