JPモルガン・アセット・マネジメント、「日興JPMグローバル中小型株式ディスカバリー・ファンド」を10月に設定


JPモルガン・アセット・マネジメントは、「日興JPMグローバル中小型株式ディスカバリー・ファンド」の募集を10月1日より開始する。同ファンドは、当初申込期間を10月1日から24日、設定日を10月25日とし、SMBC日興証券で販売される。

「日興JPMグローバル中小型株式ディスカバリー・ファンド」は、日本を含む世界の中小型株式に主として投資する。企業の成長性と株価の割安度等に着目したボトムアップ・アプローチにより、その時々の市場環境にあわせた「ベストアイデア」銘柄でファンドを構築する。運用においては、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループのグローバルなネットワークを最大限活用する。

JPモルガン・アセット・マネジメントによると、中小型企業は、独自のビジネスモデルや高い技術力を有し、市場のニーズに迅速かつ柔軟に対応できるなどの強みがある企業が多いことから、市場全体を上回る利益成長が期待され、国・地域別に見ても同様の傾向がみられ、「日興JPMグローバル中小型株式ディスカバリー・ファンド」は、こうした高い収益機会が期待される世界の中小型株式に投資する。

また、JPモルガン・アセット・マネジメントでは、世界経済について次のように述べている。

世界経済は、各国政府による景気刺激策などを背景として、着実に回復・成長の動きを見せています。このような環境下、世界全体で見た企業業績は改善基調にあり、企業利益の拡大とともに株価の更なる上昇が期待されています。過去の相場上昇局面において、市場全体を大幅に上回るリターンを生み出してきた中小型株式は、足元で株価上昇期待が高まる中、投資魅力は高いとみられます。

さらに、中小型株式は、規模の大きな企業に比べて入手できる情報が少なく、またアナリストの調査対象となっている企業も相対的に少ない傾向にあることから、市場がその魅力を十分に評価していない場合があるとみられます。こうしたことから、中小型株式は、当ファンドのように企業調査などを通じて銘柄を選択するアクティブ運用が、より有効に機能する市場であると考えられます。

「日興JPMグローバル中小型株式ディスカバリー・ファンド」では、マザーファンドにおける各地域(欧州・中東・アフリカ、南北アメリカ、アジアの3地域)への投資比率の決定、および欧州・中東・アフリカ株式等の運用をJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッド(英国法人)、南北アメリカ株式等の運用をJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク(米国法人)、アジア株式等の運用をJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が担当する。

「日興JPMグローバル中小型株式ディスカバリー・ファンド」の信託報酬は、純資産総額に対して年率1.8585%(税抜1.77%)、販売手数料は3.675%(税抜3.50%)を上限とする。

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