バンガード、世界最大の株式ファンドと債券ファンドの経費率の低下を発表


米国ペンシルベニア州バレーフォージに本社を置くバンガードは、米国時間2017年4月26・27日に世界最大の株式ファンドと債券ファンド(*1)を含む計82本の投資信託ETF経費率が低下したことを発表した(このうち日本国内届出済ETFと投資信託は計19本)。

運用資産残高5,500億米ドル(61兆7,045億円)と世界最大の株式ファンドであるバンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドは4つのシェアクラスで経費率低下を発表した。そのうち2つのシェアクラスは日本の投資家も投資できる。

1992年の設定以来、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドは米国株式市場全体への分散投資を提供している。2013年7月に同ファンドの運用資産残高が2,670億米ドル(約27兆円)を突破し、世界最大のファンドとなった。(*2)

S&P500指数に連動する運用資産残高が3,100億米ドル(約35兆円)のインデックスファンドも3つのシェアクラスにおいて経費率を引き下げた。日本の投資家は、同ファンドにETFシェアクラスを通じて投資できる。

このS&P500指数に連動するインデックスファンドは、1976年にバンガード創業者のジョン・ボーグルによって、それまで機関投資家のみが投資出来ていたインデックスファンドが初めて個人投資家向けに提供されたもの。現在では世界最大のS&P500指数に連動するインデックスファンドに成長している。

米国の投資適格債券市場全体に投資が出来る世界最大の債券インデックスファンドも経費率が低下した。日本の投資家は、同ファンドにETFシェアクラスを通じて投資できる。

同ファンドはバンガードにとっては2本目となるインデックスファンドで、1986年に世界で初めて設定された債券インデックスファンド。2015年5月に世界最大の債券インデックスファンドになった。

これら3本のETFに加え、さらに以下14本のETFにおいても経費率を低減した。

今回改定分を含む2017年に改訂のあったバンガードETF(TM)と米国籍投資信託は以下で確認できる。

▼2017年バンガードETF・米国籍投信経費率改定のお知らせ
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/news-from-vanguard/new-expenseratio-2017.htm

バンガードETFは、米国ではバンガードの低コストと精緻なインデックス運用を高く評価するフィナンシャルアドバイザーや投資家から高い支持を得ている。バンガードETFが設定された2001年以来、計70本のETFが設定され、6,810億米ドル(約76.4兆円)もの残高を運用している。

投資家が今年節約出来た手数料は3.24億米ドル(約363.5億円)を突破

バンガードによると、今回の経費率改定により、投資家が節約できた手数料額は1.59億米ドル(約178億円)以上(*3)になった。現時点で今年は計5回の経費率の改訂を発表しており、インデックスファンドとアクティブファンド、ETFの計221本のファンドとETFの削減出来た投資コストの累計は3.24億米ドル(363.5億円)にのぼっている。(*4)

バンガードについて

バンガードは世界最大の運用会社の一つ。2017年2月末現在、バンガードは世界中の市場において4.2兆米ドル(約473兆円)超を運用している。バンガードは、ペンシルベニア州バレーフォージに本拠地を置き、世界中で2,000万人の投資家に368本以上のファンドを提供している。

バンガード・インベストメンツ・ジャパン

*1.出所:モーニングスター(2017年3月末現在)
*2.出所:モーニングスター
*3.過去12カ月のファンドの平均資産残高と2016年12月までの会計年度における経費率の変化を基にバンガードが算出。
*4.2016年12月から2017年4月に決算を迎えた経費率変更が発生した各ファンドの12か月の平均純資産残高に対してバンガードが算出。

別途記載がない限り、データは2017年3月末現在のもの。日本円換算額は残高時点の為替レートで算出している。