松井証券、投資信託サービスに関する特許取得


松井証券は、 投資信託サービスに関する「金融商品定期定額取引金額計算システム」について特許権を取得したと2020年5月28日に発表した。

 


【特許権の概要】

(名称)

特許第6675966 号 「金融商品定期定額取引金額計算システム」

(概要)

顧客が保有する投資信託ポートフォリオについて、 その一部を解約する場合に、 解約金額の指定を受けて、 ポートフォリオを構成する銘柄の残高比率を維持する、 または目標とするポートフォリオの比率に近づけるように、 銘柄ごとの解約金額を算出するシステム。


現在、 松井証券では、 独自に開発したロボアドバイザーによるポートフォリオ提案サービス「投信工房」を提供している。 投資信託による長期的な資産運用をサポートするため、 ポートフォリオを最適化しながら積立する「リバランス積立」や、 指定した日付に自動的にリバランスを行う「自動リバランス」など、 ポートフォリオの提案から資産運用開始後のフォローまで一連のサービスを全て管理料無料で利用できる。

松井証券は次のように述べている。

人生100 年時代における老後資金のための資産運用という観点では、 特に定年退職を迎える世代のお客様にとって、 資産を取り崩しながら運用するニーズが一層高まっていくものと考えます。 当社としては、 そうした資産運用の出口戦略に関するニーズにも応えることができるよう、 本特許を活用したサービスの提供を検討してまいります。 松井証券は、 今後も個人投資家にとって価値のある金融商品・サービスの提供に取り組んでまいります。