松井証券、新ロボアドバイザー提供開始


松井証券は、 12月22日(予定)より、 投資信託(以下、 投信)の購入をサポートする新たなロボアドバイザーの提供を開始するとともに、 証券会社として初めて「QUICKファンドスコア」に基づいて、 投信選びをサポートする。

同社は現在、ロボアドバイザーを活用した独自のポートフォリオ提案サービスを提供し、投信による長期的な資産運用を目指す顧客をサポートしている。また、個別に投信を購入したいという顧客のニーズに対応するため、これまで毎月30銘柄程度、取扱い投信を拡充してきた。

松井証券では、今後は銘柄追加のペースを速め、毎月50銘柄程度、取扱い投信を拡充する予定だが、 数多くの投信の中から自身のニーズに合った銘柄を探すことは手間がかかる。そこで、顧客の投信選びをサポートするため、 新たなロボアドバイザーとして「投信提案ロボ」「投信見直しロボ」 の提供を開始 する。「投信提案ロボ」 では、 運用目的や運用方針に応じてQUICKファンドスコアの高い投信をすすめ、「投信見直しロボ」 では、 保有している銘柄を指定すると、 投資対象で分類した同一カテゴリーからQUICKファンドスコアの高い投信や信託報酬の低い投信を紹介する。

松井証券が導入する「QUICKファンドスコア」は、 QUICK資産運用研究所が開発した投信の評価指標で、「長期投資にふさわしいかどうか」を10段階のスコアで評価する。松井証券は、「当社は、当該スコアを基に投信選びをサポートすることが、お客様本位の業務運営を実現するための『お客様にふさわしいサービスの提供』につながるものと考えます。松井証券は、 今後もサービスの拡充に努め、 お客様の資産形成を後押ししてまいります」とコメントしている。

 

【画面イメージ】

◆「投信見直しロボ」銘柄紹介画面

 

<QUICKファンドスコアの概要>

◆5つの評価項目で長期投資に向く投信かどうかを多角的に評価

投信を投資対象の資産別に15のグループに分け、 その分類の中で5項目による相対評価を行い、 1~10の総合スコアを決定

  • QUICK投信分類(15グループ)

 

  • 5つの評価項目