FRONTEOの人工知能KIBIT、大和住銀投信投資顧問が採用


米ナスダックと東証マザーズに上場し、 人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がける株式会社FRONTEOは、 独自に開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」が大和住銀投信投資顧問株式会社での採用が決定したと発表した。

大和住銀投信投資顧問では、 取り組みの第一弾として、 2017年7月より、 追加型投信「日本成長テーマフォーカス(愛称:グランシェフ)」の運用プロセスにおいて、 KIBITの活用を開始する。

大和住銀投信投資顧問とFRONTEOは、 ファンドマネージャーの投資銘柄選定における暗黙知をKIBITが学習できるかどうかについて、 2017年1月よりPoC(概念検証)を行ってきた。 両社は、 KIBITがベテランのファンドマネージャーの知見を学んだうえで解析を行い、 運用プロセスにおいて効果的な支援ができるかを検証した。

株式会社FRONTEOによると、PoCを通じて、 人間では時間を要する大量の企業情報の分析を行うにあたり、 KIBITによる解析が、 投資銘柄選定の効率化に寄与することが確認できた。 この結果を受けて、 大和住銀投信投資顧問では、 KIBITを搭載したデータ解析プラットフォームを採用し、 運用プロセスの企業情報等の分析深化を進めることで、 更なる運用能力の向上を目指すことになった。

FRONTEOは次のようにコメントしている。

FRONTEOは、 稼働後もKIBITによる解析を支援し、 従来になかった判断における付加価値を提供することで、 大和住銀投信投資顧問が目指す、 「お客様の資産形成に役立つ最良の運用サービスの提供」を支援して参ります。

KIBITについて

人工知能「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、 FRONTEOが独自開発した日本発の人工知能エンジンで、 人間の心の「機微」(KIBI)と、 情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、 「人間の機微を理解する人工知能」を意味している。 テキストから文章の意味を読み取り、 人の暗黙知や感覚を学ぶことで、 人に代わって、 判断や情報の選び方を再現することができる。

FRONTEOについて

株式会社FRONTEOは、 独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、 ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業。 国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、 コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として2003年8月に設立。 自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(リット・アイ・ビュー)」、 アジア言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーディング)」技術などを駆使し、 企業に訴訟対策支援を提供している。 同事業で培われ、 発展した独自の人工知能関連技術は、 専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、 人の思考の解析から、 未来の行動の予測を実現。 最近ではヘルスケアやビジネス・インテリジェンス、 マーケティングなどの領域に活用し、 事業の拡大を進めている。 2007年6月26日東証マザーズ、 2013年5月16日NASDAQ上場。 資本金2,481,621千円(2017年3月31日現在)。 2016年7月1日付けで株式会社UBICから現社名に変更した。