フィデリティ証券、個人投資家向けにかかりつけ弁護士紹介サービスを提供


フィデリティ証券は、 第二東京弁護士会と提携し、 弁護士会が運営する高齢者等を専門的に支援する総合支援センター「ゆとり~な」の「ホームロイヤー」の紹介サービスを2020年7月6日より提供開始する。

「ホームロイヤー」は、 経験が豊富な弁護士に「見守り」から「見守り+財産管理」、 「任意後見」など、 個々のニーズに沿った相談ができ、 さらに発展して法定後見申立の代理、 遺言作成等といった幅広いトータルサポートを受けられる窓口。フィデリティ証券は、投資家から財産管理や相続などの相談があった場合、 「ホームロイヤー」と連携して専門の弁護士を、 預り資産評価残高が3,000万円以上※1の投資家に対して無料※2で紹介する。

かかりつけ弁護士紹介サービスにおける提携の背景についてフィデリティ証券は次のように述べている。

現在日本では公的年金の受給権者が4,000万人を上回り、 年金総額が50兆円以上にものぼる中、 個人差はあるもの加齢とともに認知・判断能力が衰えていく将来への不安を抱えている投資家は少なくありません。 フィデリティ証券は世界有数の資産運用グループ企業フィデリティ・インターナショナルの一員として「人生100年時代」に備えた資産寿命を延ばすための財産管理、 また認知能力が衰えた後でも、 他者のサポートを受けながらこれまでと同様に資産運用ができる環境作りを担うことが金融サービス提供者として重要であると考えております。 高齢社会のあるべき金融サービスの一環としてこの度の提携にいたりました。

フィデリティ証券は2019年11月よりポートフォリオ相談サービス(預り資産評価残高3,000万円以上の投資家対象)もスタートしており、 「ホームロイヤー」紹介サービスの導入で、 さらに投資家に長期にわたり安心して取引いただけるパートナーとして資産形成、 管理や相談機能の強化を図り顧客本位の業務運営の徹底に努めてまいります。

※1:ファンドの評価残高だけではなく、 MRFや入金のみの預り金も残高計算の対象とする。 預り資産評価残高の対象に株式、 ETFREIT等の金融商品取引所上場有価証券は含まない。

※2:紹介は無料。 弁護士費用は、 直接弁護士に支払う。