ミンカブ、投資信託運用レポート等のデジタル・トランスフォーメーション支援を開始


株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下「ミンカブ」)は、 連結子会社であるロボット投信株式会社を通じて、 同社が開発した投資信託運用会社向け運用レポート等作成ツール「ロボット・レポート」を活用し、 投資信託販売会社であるauカブコム証券株式会社SMBC日興証券株式会社株式会社SBI証券松井証券株式会社楽天証券株式会社※1、 投資信託情報ベンダーである株式会社NTTデータエービックと共同で、 運用レポート等の作成及び開示をデジタル化し、 広く投資家にリアルタイムに配信する取り組みを開始したと2020年7月14日に発表した。また、 その第一弾として、 コモンズ投信株式会社、 及び株式会社GCIアセット・マネジメント※1 の運用レポート等の作成支援及び、 販売会社との接続を開始した。 ※1:五十音順

ロボット投信は、 これまで、 投資信託を始めとするアセット・マネジメント分野において運用会社の様々な業務をデジタル・トランスフォーメーションするソリューションを提供してきた。今後は、 本件に限らず、 これまでの顧客層に加え、 ミンカブの保有する証券会社等の顧客基盤やミンカブの提携パートナーとの連携による自社ソリューションの強化・拡販を継続し、 ミンカブとの相乗効果を通じたサービスの展開についても順次実現していく予定。

「ロボット・レポート」は、 投資信託に係る運用レポート等を自動生成し、 コンテンツをAPI経由で再配信可能にするSaaS(Software as a Service)型のクラウドサービス。 「ロボット・レポート」の活用により、 これまでPDFや画像で提供されてきた投資信託の基準価額純資産総額の推移やポートフォリオの概況等が自動生成され、 最新のデータに更新し続けることが可能。 また、 HTML形式で電磁的に開示されるようになり、 情報の即時性・適時性が高まる。 スマートフォンやタブレットといったモバイルデバイスにも最適化した表示が可能なため、 投資家はいつでもどこでも投資信託の運用パフォーマンスや組入銘柄等の詳細について閲覧することが可能となり、 理解を深めることが可能となる。

更に、 同取り組みでは、 自動生成された運用レポート等が大手総合証券、 NTTデータエービックを通じて大手ネット証券会社並びに地域金融機関に自動配信されることとなり、 運用会社にとっては、 「ロボット・レポート」を導入することで、 より広くタイムリーに投資家に訴求することが可能となる。

ミンカブとロボット投信は次のように述べている。

ミンカブ並びにロボット投信は、投資信託に係る運用レポート等の作成及び開示のデジタル化を実現し、 運用会社の業務効率向上を図るとともに、 より分かりやすい情報をより早く投資家にお届けすることで、 多くの投資家にとって、 投資信託への投資を通じた資産運用がより身近になるよう、 努めてまいります。

■株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドについて

ミンカブは、 日本最大級の投資家向け情報メディア「みんなの株式」を中心に、 株式をはじめ、 仮想通貨や外国為替、 商品先物、 投資信託、 保険、 不動産など様々な金融商品を対象とした投資情報を提供している。 また、 ユーザーの投稿や閲覧のデータを集約して利用するクラウドインプットの仕組みとビッグデータを解析し瞬時にコンテンツを生成するAIを活用しながら、 一般投資家のみならず金融機関向けにもソリューションパッケージとして情報の提供を行っている。金融情報カバレッジの拡充・中期的グループ成長体制の構築を目指し、 2019年12月にREIT情報ベンダーProp Tech plus株式会社、 2020年6月には投資信託に特化したSaaS型情報ベンダーロボット投信株式会社を連結子会社化した。