ETF運用残高で世界最大手の「iシェアーズ」、3銘柄が東京証券取引所に新規上場


ブラックロック・ジャパン株式会社は、2013年7月17日、「iシェアーズ 先進国株ETF (MSCIコクサイ)」(銘柄コード:1581)、「iシェアーズ エマージング株ETF (MSCIエマージングIMI)」(銘柄コード:1582)及び「iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCIフロンティア100)」(銘柄コード:1583)が、東京証券取引所に上場されたことを発表した。

純資産残高ベースで全世界のETFの約40%を占める(2013年6⽉現在)、世界トップのETFブランド「iシェアーズ」のETFを運用するブラックロック・グループが、日本のETF市場に本格進出する。本日上場した3銘柄によって、日本の投資家は、内国株式と同じ取引口座で、世界規模での分散投資が可能となる。

当該3銘柄の新規上場に際し、本日、東京証券取引所において、ブラックロック・ジャパン株式会社代表取締役社長の出川昌人氏、ⅰシェアーズ・アジアパシフィック地域責任者であるジェーン・リューング氏、株式会社東京証券取引所代表取締役社長の清田瞭氏ら関係者の列席のもと、上場記念式典が執り行なわれた。

ブラックロック・ジャパン株式会社代表取締役社長の出川昌人氏はこのたびのETF上場に際し、次のように述べている。

「世界におけるETFの市場規模は200兆円と拡大の⼀途をたどっており、日本においても、ETFのような流動性、透明性、柔軟性に優れた投資ツールへのご要望が高まっていることを実感しております。今回上場された3つのETFは、ニューヨーク証券取引所において既に実績のあるETFが日本株投資と同じプラットフォームで手軽に取引できることが大きな特徴となっております。世界最大の運用残⾼を持つ iシェアーズブランドの「iシェアーズETF東証上場シリーズ」を、新たな海外分散投資の選択肢として、日本の投資家の皆様に提供できることを大変嬉しく思います。」

また、東京証券取引所の清田瞭氏は次のように述べている。

「世界最大手のETFブランド『iシェアーズ』シリーズ3銘柄を本日私どものマーケットにお迎えすることができ、大変嬉しく思います。今回の3銘柄は、投資家の皆様の投資戦略の幅を広げる有用なツールとなる商品であると確信しております。東京証券取引所は、今後も、投資家の皆様に対し利便性の高い資産運用やリスクヘッジの手段を提供するため、ETFをはじめとする上場商品の多様化と活性化に努めて参ります。」

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