イーストスプリング、「イーストスプリング・アジア・インフラ株式ファンド(3ヵ月決算型)/(年2回決算型)」を設定


イーストスプリング・インベストメンツは8月25日に、「イーストスプリング・アジア・インフラ株式ファンド(3ヵ月決算型)」ならびに「イーストスプリング・アジア・インフラ株式ファンド(年2回決算型)」の届出を行なった。同ファンドの設定日は、9月11日の予定。

同ファンドは、主として日本を除くアジア地域におけるインフラ関連企業の株式を主な投資対象とする投資信託証券に投資を行い、信託財産の成長を目指して運用を行なう。四半期ごとに決算を行なう「3ヵ月決算型」と半年ごとの「年2回決算型」の2本を同時に設定する。

イーストスプリング・インベストメンツでは、アジアのインフラ投資について、次のように述べている。

高い経済成長を続けるアジアでは、年間約100兆円ものインフラ投資需要があるといわれています。現在、国際機関や各国政府、企業が投資を行っていますが、膨大な需要を賄うには更なる投資金額(供給)の拡大が必要とされ、今後はアジア開発銀行(ADB)の業務改革やアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立によりインフラ整備の加速が期待されています。

当ファンドは、こうしたアジアにおいて加速するインフラ整備と、関連する投資機会の拡大に着目します。アジアにおけるインフラ関連セクターの株式は、市場全体と比較して低リスクかつ高リターンを実現してきた実績があります。また、足下の株価水準もバリュエーションの観点から見て割高感はなく、インフラ関連企業の中では個別銘柄選択によって魅力的な投資機会が数多く見出せるものと考えます。

イーストスプリング・インベストメンツ・グループは、アジア投資に長い歴史と豊富な経験を有する資産運用会社。特に、インフラ関連投資の分野では債券、上場株式に加え、プライベート・エクイティ/メザニンなど幅広い投資実績を有している。

日本では、同社グループのアジアのインフラ関連投資における実績を活かし、拡大するアジアのインフラ投資機会を捉える投資信託を積極的に提供している。イーストスプリング・インベストメンツは、2006年に設定した「イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド」、2015年に設定した「イーストスプリング・インド公益インフラ債券ファンド(毎月決算型/年2回決算型)」および「イーストスプリング・アジア・オセアニア公益インフラ債券ファンド(毎月決算型/年2回決算型)」に加え、今回「イーストスプリング・アジア・インフラ株式ファンド(3ヵ月決算型/年2回決算型)」を設定することにより、合計7本の公募インフラ関連投資ファンドを設定、運用することになる。