「イーストスプリング・アジア・オセアニア 公益インフラ債券ファンド(年2回決算型)」、三菱UFJ信託銀行で取扱い開始


イーストスプリング・インベストメンツが運用する「イーストスプリング・アジア・オセアニア公益インフラ債券ファンド)(年2回決算型)」の取り扱いが、2016年3月1日より、三菱UFJ信託銀行の国内全支店窓口にて開始された。

同ファンドは、主として日本を除くアジア・オセアニア地域の公益およびインフラ関連の債券に実質的に投資を行い、安定した収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行う。同ファンドにおける公益およびインフラ関連の事業には、人々の生活や産業の発展に必要な社会基盤の整備・提供を行う事業が含まれる。例えば、電力、水道等(公益関連)、鉄道、道路、港湾、通信、エネルギー関連等(インフラ関連)をさす。また、これらの社会基盤整備を推進するための資金調達や融資を行うインフラ金融事業を含む。

イーストスプリング・インベストメンツでは、アジア経済等について次のように述べている。

アジア開発銀行(ADB)の試算によると、高い経済成長を続けるアジアでは、2010年から2020年までに約1,000兆円ものインフラ投資需要があるといわれています。現在、国際機関や各国政府、企業が投資を行っていますが、膨大な需要を賄うには投資金額(供給)の更なる拡大が必要とされ、アジア開発銀行(ADB)の業務改革やアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立によりインフラ整備の加速が期待されています。同ファンドは、このインフラ需要を背景とした投資機会に着目して設定するものです。

アジア・オセアニア諸国の公益インフラ債券は、先進国はもとより一般的なアジアやオセアニアの債券と比較しても、より高い利回りが期待できます。また当ファンドはポートフォリオの利回りを重視すると同時に、通貨リスクの分散にも配慮している点も特色として挙げられます。現地通貨ベースでの高い利回りを確保すると同時に、通貨見通しに応じて米ドル建て債券への配分も行い、ポートフォリオ全体では為替リスクの低減を図っています。

イーストスプリング・インベストメンツは、こうしたアジアにおけるインフラ投資機会の拡大に注目し、インフラ関連投資ファンドを積極的に提供している。「イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド」(2006年設定)をはじめ、2015年には当ファンドをはじめ「イーストスプリング・インド公益インフラ債券ファンド(毎月決算型/年2回決算型)」、「イーストスプリング・アジア・オセアニア公益インフラ債券ファンド(毎月決算型)」、「イーストスプリング・アジア・インフラ株式ファンド(3ヵ月決算型/年2回決算型)」を設定、現在合計7本の公募インフラ関連ファンドを運用している。