マネックス、国内ETF を対象としたロボアドバイザーサービス「マネックスアドバイザー」提供開始


マネックス証券は、 2017年10月20日(金)(予定)より、 ブラックロック・ジャパンが提供する国内ETF「i シェアーズ ETF 東証上場シリーズ」を利用したポートフォリオ(資産構成)運用をサポートするロボアドバイザーサービス「マネックスアドバイザー」の提供を開始する。 国内ETF を対象にしたロボアドバイザーサービスの提供は、 主要オンライン証券で初めて(※1)となる。

 

今回のサービス提供開始に際して、 マネックス証券 取締役会長 松本大氏は次のようにコメントしている。

ETFは、 1.シンプルでわかりやすい、 2.手数料が安い、 3.リアルタイムで売買できる、 4.国際分散投資がしやすい、 という特徴があり、 資産形成に是非ご活用いただきたい商品です。 今回の新しいロボアドバイザーサービスでは、 ブラックロックの国内ETF『i シェアーズETF東証上場シリーズ』を活用して個人投資家の資産形成をサポートします。 また、 市況に応じてポートフォリオを変更する重要性を学んでいただくため、 マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆やブラックロックを始めとした投資の専門家の見通しなどをご参考にしていただける機能を備えました。 『マネックスアドバイザー』を通して、 日本の個人の資産形成をサポートすると共に投資に対する理解を深めていただけるよう努めてまいります。

ブラックロック・ジャパン株式会社 代表取締役会長 CEO 井澤吉幸氏は次のように述べている。

この度、 マネックス証券がブラックロックのi シェアーズETF を投資対象としたロボアドバイザーのサービスを国内で初めて提供されることを大変喜ばしく思います。 ETF はグローバル分散投資のツールとして極めて利便性の高いものです。 この度のマネックス証券によるサービス提供開始は、 『お客様のより良い将来に向けた経済的基盤を創造する』というブラックロックの使命にも沿うものです。 今後もブラックロックは、 日本の投資家の皆さまがよりよい投資成果を実現できるよう尽力してまいる所存です。

また、 サービス提供開始を記念して、 「マネックスアドバイザー」のサービス利用料が2018年3月末まで無料となるキャンペーンを実施予定。

■ロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」

マネックスアドバイザー

マネックス証券では、マネックスアドバイザーの特長について次のように説明している。

「マネックスアドバイザー」の最大の特長は、 「アドバイス型」と「投資一任型」それぞれの特長を活かしたロボアドバイザーであるという点です。

現在、 国内のロボアドバイザーサービスは大きく「アドバイス型」と「投資一任型」の2つに分類されます。 マネックス証券では、 「アドバイス型」として「MONEX VISION β(マネックスビジョン ベータ)」を、 「投資一任型」として「マネラップ(MSV LIFE)」の提供を行っており、 好評を博しています。

この度「アドバイス型」と「投資一任型」、 それぞれの特長を活かし、 ポートフォリオ運用が自動ででき、 かつ、 お客様の市況見通しに応じて、 簡易に運用プランの見直しができる新しい型のロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」を開発しました。

お客様自身で運用プランの見直しを行っていただくことで、 ご自身で投資判断を行うことを促し、 個人の投資への理解をより深めていただけるようになると考えています。

■「マネックスアドバイザー」の5つの特長

「マネックスアドバイザー」は、 高度な金融工学理論やマーケットの専門家によるサポートを受けながら世界中の多様な資産に分散投資ができ、 適宜お客様の市況見通しに応じて、 運用プランの見直しもできる新しい形のロボアドバイザーサービス。運用プランは、 マーケットの専門家が提供する情報を参考にカスタマイズすることもできる。 また、 自動積立機能「スマート積立」を利用することで、 目標ポートフォリオに近づくように自動的に買付注文を行うことが可能。

「マネックスアドバイザー」の主な特長は次の5点。

(1)プロの市況見通しが反映できる!適宜可能な運用プランの見直し

「マネックスアドバイザー」は、 マーケットの状況にあわせて適宜、 利用者独自の見通しを反映した運用プランへ見直しをすることができる。 運用プランを見直すための参考情報として、 ポートフォリオに組み入れられた資産に関連するニュースやブラックロックをはじめマーケットの専門家が解説する見通し情報などを「マネックスアドバイザー」内で確認できる。

加えて、 投資初心者や自身で見通しを立てづらい人には、 専門家の市況見通しを反映することも可能。 マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏が毎月第2水曜日に配信している「マーケットの歩き方」、 ブラックロックが毎月提供する「マネックスアドバイザー」専用レポート「BLACKROCK OUTLOOK」で解説された各アセットクラスや為替の見通し情報を元に構成されたポートフォリオを見直し運用プランとして反映できる。

(2)全国の金融機関口座からも積立可能「スマート積立」機能搭載

全国の金融機関口座(※2)からの積立にも対応する「スマート積立」機能を搭載した。 毎月、 目標ポートフォリオと保有ポートフォリオを比較し、 顧客が設定した買付金額内で最適な買付銘柄と数量を積立てていくことができる。 資産配分を目標ポートフォリオに近づけるように注文するため、 リバランス効果を得ることもできる。

(3)業界最安水準のサービス利用料(※3)は年率0.3%(税別)

サービス利用料(※3)は運用残高に対して年率0.3%(税別)と、 国内で提供されているロボアドバイザーサービスの中では業界最安水準(※4)。

(4)少額から始められる!初回設定金額は5万円から、 追加投資は毎月1 万円から

初回設定金額は、 5万円から、 追加の買付や積立投資は1万円から行うことができるため、 少額でポートフォリオ運用を始めることができる。

(5)低コストでの国際分散投資を実現「i シェアーズETF 東証上場シリーズ」を対象としたポートフォリオ運用の実現

運用する銘柄として、 世界最大級の資産運用会社であるブラックロック・グループが提供しているi シェアーズETF を活用する。 i シェアーズETF は、 株式や債券だけでなくコモディティやREIT など幅広い資産クラスを対象にするETF を揃えており、 世界のETFの純資産残高の約37%を占めている(※5)。

「マネックスアドバイザー」では、 i シェアーズETF の中でも「i シェアーズETF 東証上場シリーズ」の国内ETF を投資対象としている。 2017年8月25日、 2017年9月28日に東京証券取引所に上場したばかりの銘柄も含めた7 銘柄のETF により、 低コストで円で取引する国際分散投資を実現できる。

マネックス証券
≪「マネックスアドバイザー」イメージ≫

保有残高が確認できる「マネックスアドバイザー」トップ画面

ロボアドバイザー

 

■「『マネックスアドバイザー』サービス利用料無料キャンペーン」の概要

マネックス証券では、より多くの人に「マネックスアドバイザー」を利用してもらうため、 サービス開始を記念して、 一定期間のサービス利用料を無料とするキャンペーンを実施予定。

  • 対象期間:2017年10月20日(金)~2018年3月30日(金)(約定日ベース)
  • 対 象 者:「マネックスアドバイザー」を利用者

マネックス証券は次のようにコメントしている。

「マネックスアドバイザー」は、 マネックス証券の企画開発部門マネックス・ラボが、 2010年に他社に先駆けて提供を開始した「MONEX VISION β(マネックスビジョン ベータ)」や「MONEX VIEW β(マネックスビュー ベータ)」等、 長期分散投資による資産設計をサポートするサービス提供で培った経験および知見を活かして開発を行いました。 マネックス証券は、 「マネックスアドバイザー」の提供により、 今後も広く個人投資家の資産設計の一助となるように努めてまいります。

※1 2017年10月5日現在、 マネックス証券調べ。 主要オンライン証券とは、 SBI証券・カブドットコム証券・松井証券・楽天証券・マネックス証券を示している。
※2 マネックス証券の投信積立サービス「銀行de 自動つみたて」対応金融機関が対象。
※3 国内株式売買手数料はかからない。
※4 2017 年10 月5 日現在、 マネックス証券調べ。 国内で提供されているロボアドバイザーサービスとはWealthNavi(ウェルスナビ提供)、 THEO(お金のデザイン提供)、 楽ラップ(楽天証券提供)、クロエ(エイト証券)を示している。
※5 「BLACKROCK ETP LANDSCAPE(2017 年6 月)」内、 「世界におけるETP 提供会社のETF純資産残高ランキング」を参照。 なお、 ここでのETP とは、 ETF(Exchange Traded Fundのほか、 ETN(Exchange Traded Note)、 ETC(ExchangeTraded Commodity)、 ETI(Exchange Traded Instrument)等の上場金融商品を含めている。