LGBTをサポートする企業に投資するETF



⇨LGBTコミュニティをサポートする企業に投資するETF

⇨インデックスのプロバイダーは世界的な金融グループのUBS


 

LGBTをサポートする企業に投資するETF

LGBTはLesbian、Gay、Bisexual、Transgenderの各単語の頭文字を組み合わせた表現で、日本語では性的マイノリティと訳されることが多いようです。このLGBTを含め、性的多様性を認め、それを支援する取り組みは世界各国で広がっています。

そんな中、ニューヨーク証券取引所ARCAに2018年1月11日に上場したのが、LGBTをサポートする企業に的を絞って投資するETFの「InsightShares LGBT Employment Equality ETF」(ティッカーコード:PRID)です。連動の対象となるベンチマークはUBS LGBT Employment Equality Index。年間系比率は0.65%です(2018年1月11日現在)

InsightShares

 

InsightShares LGBT Employment Equality ETF

InsightShares LGBT Employment Equality ETFは運用資産の少なくとも80%をベンチマーク指数を構成する銘柄に投資します。ベンチマークであるUBS LGBT Employment Equity Indexは、職場においてLGBTに対して差別を行っていない、就業規則等において差別がないといったLGBTを差別しない米国の大型並びに中型企業で構成され、これらの企業のパフォーマンスを示す株価指数です。

SEC(米国証券取引委員会)に提出された申請書(FORM-N 1A)によると、投資顧問はExchange Traded Concepts, LLC とVident Investment Advisory, LLC で、ファンドマネージャーはDenise M. Krisko氏です。

 

UBS LGBT Employment Equity Index

UBS LGBT Employment Equity IndexのプロバイイダーはUBS AGで、Solactive AG が算出・公表しています。同指数は、米国を本拠地とする世界的な人権団体であるHuman Rights Campaign Foundation が実施する企業評価のCorporate Equality Index(CEI)における評価を基に、構成銘柄を選出します。

評価では、LGBTに対して職場において差別がない、就業規則等において差別がない、LGBT差別に関する訴訟が起こされていない、といった基準で評価が実施され、その結果はCorporate Equality Indexにおいて毎年公表されています。毎年の評価結果はこちらで閲覧できます。

2017年における要件平等では、平等に仕事の機会が与えられたか、平等の福利厚生が提供されたか、広告やサプライヤーの決定においてLGBT課題を配慮したか、管理職にLGBTへの理解に関するトレーニングを提供したか等々が含まれました。なお、評価基準は時代とともに変更されるということです。

この評価において、85点(満点は100点)以上を獲得した米国企業で、時価総額が10億ドル以上、過去12か月の営業利益が黒字である等の要件を満たした企業が指数の構成銘柄として検討され、2018年1月3日現在、269銘柄で構成されています。

 

Human Rights Campaign Foundation

Human Rights Campaign Foundation は、1980年に活動が開始された米国最大級の人権団体で、Corporate Equality Index(CEI)は2002年に公表が開始されました。評価は年1回発表されており、同団体のHPで見ることができます。

 

InsightShares LGBT Employment Equality ETFのチャート

目論見書(SEC)英語