不動産投資信託はどのように売却すればよいですか?


不動産投資信託の売却方法

不動産投資信託は、証券取引所に上場しています。したがって、株式と同じように、取引所が開いている時間であれば、証券会社に売却注文を出することで売却することができます。

不動産投資信託の基本

 

指値注文と成行注文

売却注文の出し方には指値注文と成行注文があります。

指値注文

指値注文とは、自分が希望する売却価格を指定する注文方法です。例えば、500,000円で1口、525,000円で2口というように、売りたい価格と口数を指定して注文を出します。不動産投資信託の価格は、需要と供給で決まりますので、自分が指定した値段で買い手がいなければ、売買は成立せず、売却することはできません。市場の動向を見極めた上で、価格を指定することが大切です。

 

成行注文

一方で、成行注文とは、いくらでもよいので市場に注文を出したときに付いた値段で売却する方法です。不動産投資信託の流動性は、銘柄によって大きく異なるため、成行注文の場合は、銘柄の流動性(売り買いの注文状況や売買高)を確認することが必要です。

例えば、東京証券取引所が毎月発表している月間相場表で、2017年10月の売買高を見ると、最も売買高の大きかったインヴィンシブル投資法人(8963)の月間売買高は1,807,843口だった一方で、最も売買高の小さかった日本ヘルスケア投資法人(3308)の月間売買高は4,061口と、かなりの差が見られました。

流動性は、ニュースなどにより大きな影響を受けるため、毎月変動しますが、流動性の低い銘柄は、成行注文では想定していた価格よりかなり低い価格でしか取引が成立しなかったり、大口の売り注文で価格が大幅に下落したり、指値注文の価格が付きにくいという傾向にありますので、注意が必要です。