JPモルガン・アセット・マネジメント、「日興JPM世界利回りCBファンド09-03(早期償還条項付)」募集開始


JPモルガン・アセット・マネジメントは、「日興JPM世界利回りCBファンド09-03(早期償還条項付)」の募集を3月4日より開始する。同ファンドは、申込期間を3月4日から18日、設定日を3月19日とする期間約5年の単位型投信であり、日興コーディアル証券で販売される。

「日興JPM世界利回りCBファンド09-03(早期償還条項付)」は、世界各国の転換社債(CB)を主要投資対象とする。JPモルガン・アセット・マネジメントは、ファンドの募集開始の発表にあたり、次のように述べている。

ファンドは、今日の歴史的に割安な世界CB市場を絶好のタイミングと考え、CBの利回りに着目することによって、CBの値上がり益を積極的に追求していきます。現在の投資タイミングを捉えることを重視し、期間約5年の単位型投信として設定されます。為替リスクについては、原則フルヘッジを行い、円高時の基準価額の下落を極力抑えることにより、為替リスクを排除したうえで今後の市場回復の恩恵を享受することを目指しています。また当ファンドは、基準価額(分配金込み)が13,000円に到達した場合、速やかに安定運用に変更し早期償還を行う設計になっています。

昨今の市場環境では、サブプライム問題等による世界的な金融市場の混乱によりCBは売り込まれ、CB価格は昨年来大きく下落しました。CBの割安感が強まり、現在、世界CB市場の利回りは10.0%と、投資適格社債を大きく上回る歴史的な高水準となっています。その結果、たとえ企業の信用力が回復しなくてもデフォルトさえしなければ満期時に額面金額で償還され、大きな値上がり益が期待できるという、CBの「社債としての性質」の魅力度が高まっています。

日興JPM世界利回りCBファンド09-03(早期償還条項付)は、利回りが高水準となっている世界CB市場の中でも、信用リスクと比較して特に利回りが高い、つまり割安と判断される銘柄に投資することにより、利回りの低下によるCB価格の上昇を狙います。同時に、CBの特徴である株価下落時における下値抵抗力、株価連動性による株価上昇のメリットも期待できます。

「日興JPM世界利回りCBファンド09-03(早期償還条項付)」の信託期間は2014年4月25日まで。信託報酬純資産総額に対して年率1.6275%(税抜1.55%)を乗じて得た金額。申込価格は1口当り1万円。申込期間は2009年3月4日から2009年3月18日まで。設定日は2009年3月19日(木)。販売会社は日興コーディアル証券。

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