りそな銀行と近畿大阪銀行、PCAの「りそなPCA ニッポン優良資産ファンド」を取扱開始


りそなグループのそな銀行と近畿大阪銀行は、ピーシーエー・アセット・マネジメント株式会社が設定する「りそなPCA ニッポン優良資産ファンド」を、5月25日(月)より取扱開始した。

同ファンドは、「日本株式」、「不動産投資信託証券(J-REIT)」および「日本債券」を実質的な主要投資対象とし、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行なうファンド。(原則として概ね3分の1ずつ投資します。)また、ファンドは、ファミリーファンド方式で運用し、マザーファンドにおける投資判断等については、ピーシーエー・グループのシンガポールの運用会社で行なうが、「日本株式」および「不動産投資信託証券(J-REIT)」に関して、りそな銀行より投資助言を行なう。

「りそなPCA ニッポン優良資産ファンド」の特徴:

  1. 投資対象
    • ファンドは、「日本株式」、「不動産投資信託証券(J-REIT)」および「日本債券」を実質的な主要投資対象とし、原則として概ね3分の1ずつ投資し、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行なう。
    • 各資産の投資にあたっては、原則として以下の基準により優良な銘柄を選択する。
      1. 日本株式:製品やサービスが長期的な競争優位性を持ち、健全な財務内容かつすぐれた経営力を有する企業等
      2. J-REIT:長期にわたり安定した収益をもたらす不動産(オフィスビル、商業施設、賃貸マンション等)を保有するJ-REIT
      3. 日本債券:日本国債および1.に該当する企業の社債
  2. 運用方式
    • ファミリーファンド方式で運用し、マザーファンドの運用にあたっては、アジア地域で幅広く業務を行っている、PCA グループのシンガポールの運用会社に運用を委託する。
    •  「日本株式」、「不動産投資信託証券(J-REIT)」に関して、日本の年金資産運用で定評のあるりそな銀行が投資助言を行なう。
  3. 分配
    • 原則として毎年2月、5月、8月、11月の各12日に決算を行い、収益分配方針に基づいて収益の分配を行なう。

ピーシーエー・アセット・マネジメントでは、今、日本株式ファンドを提案する理由として、2008 年のリーマンショックを契機として世界的に景気が減速・後退し、海外の金利も低下傾向が強まる中で大きく円高が進み、外貨資産も大きく目減りする結果となり、これまでの外貨資産偏重の見直しを行なったことと日本株式の割安感の二つを挙げている。

「りそなPCA ニッポン優良資産ファンド」の当初募集期間は2009年5月25日(月)から2009年6月29日(月)まで。設定日は2009年6月30日。信託期間は無期限。信託報酬は年率1.4385%(税込)。販売手数料の上限は2.1%(税込)。

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