コモンズ投信、ザ・2020ビジョン「第8期 コモンズPOINT(障がい者スポーツを応援するプログラム)」の応援先を決定


コモンズ投信は、同社の顧客、投資先、その他ステークホルダーと共に「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、次の時代をともに拓く」という企業理念に基づくファンド「ザ・2020ビジョン」の寄付のしくみ、コモンズPOINT(障がい者スポーツを応援するプログラム)の第8期(ファンドの決算に合わせて第8期としている)応援先を、第7期に引き続きNPO法人日本視覚障害者柔道連盟一般社団法人日本知的障害者水泳連盟の2団体と決定したと発表した。

*日本知的障害者水泳連盟に対する第6期コモンズPOINT寄付金を使って製作された動画「みんなの水泳の絵2020」→https://youtu.be/UXK6vnMzYP0

 

■コモンズPOINT(障がい者スポーツ応援プログラム)について

コモンズ投信が運用するファンドであるザ・2020ビジョンは、2020年を起点として日本が大きく変わる、その「変化」をファンドを通じて共有していきたいとの想いから生まれた。

コモンズ投信では、障がい者スポーツに理解が深まれば、社会的なダイバーシティ(多様性)への理解が深まり、今後、世界の主要都市が高齢化する中で、日本が貢献できる分野も飛躍的に増えると考えている。

そこで、このファンドからコモンズ投信が受け取る信託報酬の1%程度を日本の障がい者スポーツの団体を応援する独自の応援プログラムとして、コモンズPOINTを設けた。(※ファンドからの拠出ではない。)

 

■POINT-ポイント-とは

https://www.commons30.jp/fund2020/point.php

ザ・2020ビジョンの決算時に翌年度の応援先最終候補者を決定し、1年間広報活動などに協力する。ザ・2020ビジョンのコモンズ投信が受け取る信託報酬の1%相当を寄付する。連続しての受賞も可能とする。

ファンド第2期~4期は日本視覚障害者柔道連盟、第5期~6期は日本知的障害者水泳連盟を、そして第7期は日本視覚障害者柔道連盟と日本知的障害者水泳連盟の2団体を応援先として寄付ならびに広報活動に協力等してきた。

<選定基準>

  • 障がい者スポーツの振興に取り組み、日本のダイバーシティ推進に活躍が期待される個人及び団体。
  • 資金使途など、財務内容のディスクローズがしっかりとなされていること。

<選定方法>

  1. 最終候補者を事務局となるコモンズ投信で選出した後、「ザ・2020ビジョン」の受益者及びコモンズ投信社員が、自分が推薦したい候補団体を選び、理由と共に事務局に提出。
  2. 外部審査員を含む最終選考委員会を開催し、受益者及びコモンズ投信社員からの推薦理由も参考に応援先を決定。

<今回の選定経過>

例年であれば応援先最終候補を3団体選定し選考を行うが、次期、第8期(2021年1月~2021年12月)応援先については、第7期応援先である2団体の継続応援を決定した。

その理由についてコモンズ投信は次のように述べている。

理由は、新型肺炎コロナウイルスの世界的感染拡大によって、2020年夏に予定されていた東京パラリンピックが今年2021年に延期。そのような状況下にある選手、及び競技団体に対する支援についてコモンズ投信社内にて検討した結果、継続応援すべきとの意見でまとまりました。その意見を、受益者であるお仲間のみなさまにも事前にご賛同いただき、1月12日に開催しました外部審査員を含む最終選考委員会においても追認いただきました。

■第8期(2021年1月~12月)

<応援先>

『日本視覚障害者柔道連盟』および『日本知的障害者水泳連盟』の2団体とする。

<寄付金額>

2021年12月18日ファンド決算時に算出される金額を2等分し両団体に寄付する。

<最終選考委員会メンバー>

コモンズ投信

第8期コモンズPOINT応援先最終選考委員会メンバー

【上段 右から】

  • 田口亜希氏(日本郵船株式会社 広報グループ 社会貢献チーム・パラリンピアン)
  • 馬越裕子(コモンズ投信株式会社 寄付のしくみPOINT担当)
  • 渋澤健(コモンズ投信株式会社 取締役会長)

【中段 右から】

  • 小澤直氏(日本財団パラリンピックサポートセンター 常務理事)
  • 青木高氏(公益社団法人 日本フィランソロピー協会 事務局長)
  • 金子知史氏 (日本財団パラリンピックサポートセンター)

【下段 右から】

  • 伊井哲朗(コモンズ投信株式会社 代表取締役社長)
  • 平田仁志(コモンズ投信株式会社 システム部 部長)

<今回の決定理由>

コモンズPOINT第7期では、2020年がいよいよ東京パラリンピック開催本番の年として、この寄付のしくみを設定して以来関係を築いてきた2団体の応援を決定した。コモンズ投信では、大舞台に立つ選手たち、そして競技活動を支える競技団体を、本番に向けてより一層応援していこうと決意した。

しかし、新型肺炎コロナウイルスの世界的な感染拡大により、東京パラリンピックは2021年に延期に。そんな中で、コモンズ投信社員の間では第8期POINTの応援先として、第7期応援先の継続応援で意見がまとまった。

そして最終選考委員会でも、外部審査員を含め全員が「この困難な状況下で、継続以外の選択肢はない」として、2団体に対する継続応援が満場一致で承認された。

コモンズ投信は次のように述べている。

第7期応援先決定時にも「大会後も見据えて、2団体の応援を行っていきたい」としていた通り、わたしたちコモンズ投信はどんな状況下でも挑戦を続ける障害者スポーツのチャレンジャーと、その活動を支える団体を引き続き応援していきます。

 

<第7期応援先NPO法人日本視覚障害者柔道連盟一般社団法人日本知的障害者水泳連盟に対する寄付報告>

2020年12月18日のザ・2020ビジョンの決算において、第7期の寄付金額は【470,000円】に決定した。同金額を2等分し一団体につき【235,000円】を寄付した。第7期応援期間には広報活動の協力として、毎月発行するファンドの月次レポートにも活動の近況を掲載し、オンラインイベントを企画開催した。