JPモルガンAM、米国の超短期債券を投資対象とする「JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF」を日本で届出


JPモルガン・アセット・マネジメントは、同社グループの米国拠点であるJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インクが米国で 設定・運用する上場投資信託ETF)「JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF」に ついて、金融庁への届出がなされ、今後、日本国内においても、証券会社を通じて投資家へ提供することが可能となったと2020年3月24日に発表した。

「JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF」は、主に米ドル建ての短期の投資適格債に分散投資を行い、安定的な利回りの獲得を目指すアクティブ運用のファンド。平均デュレーションを1年以下に維持することで、金利上昇による価格下落リスクを抑えながら、インカム収益の獲得を目指す。

「JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF」は、J.P.モルガンの短期債券運用を専門とするチームが、クレジット・リスク管理に重点を置きつつ積極的な運用を行う。セクター配分および銘柄選択は、J.P.モルガン独自のクレジット・リサーチ に基づいて行われる。

J.P.モルガンが世界で提供する全ETF商品の純資産総額は300億米ドルに達し、その中で同ETFの純資産総額は115億米ドルと最も大きな割合を占める*1。JPモルガン・アセット・マネジメントによると、同ETFは、ボラティリティを抑えながら利回りを追求する商品として、海外で評価されている。

JPモルガン・アセット・マネジメントは次のように述べている。

低金利が続く中、弊社グループは日本においても、当ETFのような、安定的な資産運用を目的とした低コストの金融商品へのニーズが高まっていると考えております。このような背景から、当ETFを日本の投 資家の皆様の資産形成をサポートするツールのひとつとしてご紹介させていただきたく、この度、日本で 届出を行いました。

*1 2020年2月末現在、金額は一億米ドル未満を四捨五入した数値。

*2 2020年2月末現在。運用管理費用等はファンドの保有期間中に受益者が実質的に負担するNet Expenses(年率)を記載。別途、証券会社等で売買する際の売買手数料(証券会社等により定められる)がかかる。

*3 2020年2月末現在。

*4 平均利回り、平均デュレーションはいずれも2020年1月末現在。