カブドットコム証券社は、2016 年5 月末(予定)より、ロボットによる投資信託のシミュレーションサービスアプリ「FUND ME」をリリースする。同サービスは、スマートフォンアプリ上で、顧客のリスク許容度に応じた投資信託のポートフォリオを提示し、さらにはアセットアロケーションを提案する、最新の金融技術を活用した投資信託のシミュレーションサービス。カブドットコム証券ではFintech(金融のIT化)の考えに基づいた取組みを行っており、同サービスも、その考えに基づいたロボアドバイザーサービスの一環として、顧客の投資判断を無料でサポートする。
なお、カブドットコム証券では、2016 年1 月にFintech 領域における先端研究・事業開発を行う社内プロジェクトチームとして、「kabu.com Fintech-Lab」を設立している。カブドットコム証券は、「今後も、新しい金融サービスの提供に取り組み、より利便性の高いサービスを拡充してまいります」と述べている。
※Android アプリ先行リリース、iPhone アプリは2016 年6 月中旬以降(予定)より提供予定。
【サービス概要】
■30 秒でカンタン診断!
クローゼットから服を選ぶようにファンドを選べるよう、カンタンな質問に答えるだけで、リスク許容度に応じた最適なポートフォリオを提示する。診断は、年齢・性別、投資経験等選択し、わずか30 秒で完了する。
■リスク許容度を可視化
資産構成比、地域別構成比、過去・将来チャートの4つの視点からシミュレーションを行う。また、カブドットコム証券の顧客の投資信託保有状況を、リスクメジャーと件数で各性年代別にヒートマップで表示し、診断した顧客(ME)のリスク許容度がどの程度か、視覚的に確認できる。
■アセットアロケーションを提案
自身のリスクレベルを確認後、投資方法や毎月の積立金額などを入力することで、顧客の投資スタイルに合ったアセットアロケーションを提案する。アプリ内で選択したファンドは、スマートフォン用に最適化されたサイトにて、そのファンドの詳細情報を閲覧することも可能。
■第三者評価情報を活用
同サービスは、第三者情報サービス提供機関である、モーニングスター株式会社のレーティング情報を活用している。ファンドのリターンとリスクを総合的にみて、運用成績が他のファンドと比べて良かったのか悪かったのか、相対的に評価を行う。レーティング情報は、過去3 年間、5 年間、10 年間のファンドのリスク調整後パフォーマンスが相対的にどのランクに位置するかを星印で示したもの。1 つ星から5 つ星まで5 段階のランクがあり、星の数が多いほど過去の運用成績が良かったことを示している。
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