確定拠出年金教育協会、金融機関と商品選びのiDeCo(イデコ)ナビ をリニューアル


NPO法人確定拠出年金教育協会(DC・iDeCo協会)は、同協会が運営するiDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)を2021年10月1日にリニューアルした。iDeCoに関心を持った人が実際にスタートできるよう、 また、 来年度から変わるiDeCoの加入要件などの情報を先取りし、 より納得した上で判断ができるようにするためにリニューワルは実施された。

確定拠出年金教育協会

確定拠出年金教育協会は次のように述べている。

iDeCoを説明し、 加入の仕方を教えてくれるサイトは多数ありますが、 大部分は金融機関が自社でiDeCo口座を開いてもらうことを目的としています。 これに対し、 iDeCoナビは第三者の立場から、 加入者になろうとする皆さんの金融機関選びと運用商品選びを支援します。老後の資金を準備するために、 iDeCoは公的年金に上乗せする最強の制度です。 年金制度や資産運用にそれほど詳しくない方もiDeCoを活用できるように、 より分かりやすく、 そして使いやすいサイトにしました。

 

【 新サイトの特徴】

1. 金融機関選びの比較機能をより充実

  • 金融機関選びは「費用」「サポート」「商品」の3つの観点から検討することが大切であるが、 多くの項目を比較検討するのは難しい面がある。 そこで「選び方診断」を新設し、 選び方のガイドを新設した。
  • さらに、 「費用」「サポート」「商品」の3つの観点の中から重要な項目を選択して、 簡易に比較する「金融機関ざっくり比較」も新設。
  • 60歳以降にiDeCoの受け取りを終えるまで、 金融機関による加入後のサポートは重要だが、 加入前にはわかりにくい。 iDeCoナビでは、 iDeCo加入者が利用するWEBにどのような機能があるのか、 各金融機関にヒアリングを行い、 サービス一覧に情報を追加した。

金融機関選びの比較機能をより充実

 

2. 運用商品のリターンをより長期の実績で比較可能に

  •  運用商品選びをサポートするため、 同じカテゴリーの投資信託を費用とリターン(過去の運用実績)で比較できるようにした。
  • リターンに過去10年の情報を加え、 長期の運用となるiDeCoにより適した金融商品を選びやすくした。

運用商品のリターンをより長期の実績で比較

 

3. 2022年の法改正を先取り

  • 法改正(2022年10月以降)に対応した「新加入資格かんたん診断」(2022年10月版)を追加。
  • 税控除シミュレーションは法改正(2022年5月以降)バージョンに更新。

2022年の法改正を先取り