カブドットコム証券、Fintech ベンチャーと協業でリアルタイムの消費財動向を配信開始


カブドットコム証券は、株式会社Finatext と株式会社ナウキャストと協業し、同社が提供するトレーディングツール「kabu ステーション®」にて、リアルタイムに消費財の売上トレンドが分かるニュースを2016 年10 月11 日(予定)より配信開始する。

Finatext とカブドットコム証券は、2016 年4 月に協業を開始し、これまでFinatext 独自のアルゴリズムを使用した個別銘柄ランキング「ソーシャルモメンタム」を「kabu ステーション®」の利用ユーザー向けに提供している。また、Finatext とナウキャストは2016 年8 月に経営統合をし、同年9 月にカブドットコム証券と協業して個人向けパーソナルアドバイザリーサービスの開発を行うことを発表した。

今回の取り組みでは、ナウキャストの独自のデータ分析によって、国内のスーパー・ドラッグストアにおける消費財の売上トレンドが、リアルタイムに分かるニュース「リアルタイム消費財トレンド」を「kabu ステーション®」上で配信する。

カブドットコム証券は、「今後もFinatext とナウキャストのデータ解析技術による投資情報・サービスの拡充を行い、銘柄選びをサポートすることで、お客さまの投資成績の向上に貢献してまいります」と述べている。

【株式会社Finatext について】

2014 年設立の東京大学発Fintech ベンチャー企業。金融に関する豊富な知識・経験を基盤に、それを誰にでも分かりやすいUI/UX に落としこみ、非常に短い期間で開発を行う技術力を持ちあわせている。モバイル金融サービスの開発・企画・運営に強みを持っており、日本一株予想の集まるアプリ『あすかぶ!』やFX アプリ『かるFX』、投信選びをサポートするアプリ『Fundect』、そして独自の投資信託のデータベースである『AssetArrow』を開発・運営している。また、2015 年度に行われたマレーシア最大の銀行Maybank 主催のFintech コンテストにおいて日本企業で唯一選抜され優勝するなど、グローバル展開も注力している。

【株式会社ナウキャストについて】

ナウキャストは「経済の“今”を知る」ことが出来る世界の実現を目指し、ビッグデータ解析により、消費者物価指数を始めとする経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行う東京大学発Fintech ベンチャー企業。東京大学経済学研究科渡辺努研究室における『東大日次物価指数(現:日経CPINow)』プロジェクトを前身として2015
年2 月に設立された。現在リアルタイム統計データベースサービス『NowcaSTats』を展開し、国内外250 社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援している。