SBI証券、大和信用金庫との金融商品仲介業サービス開始


SBI証券は、 大和信用金庫金融商品仲介業に関して提携し金融商品・サービスの提供を開始することになったと2019年10月16日に発表した。正式なサービス開始日程は、 確定し次第、 SBI証券のWEBサイトにて告知される。

大和信用金庫は地域密着型金融機関として、 奈良県下に20店舗を有する県内最大の信用金庫。 地域に根ざした金融機関として、 地域が抱える課題と真摯に向き合い、事業性評価を活用した金融仲介機能の発揮により、地域経済の発展に貢献してきた。2018年7月に創立70周年を迎えた大和信用金庫は、「信頼」「地域」「幸せ」を基本理念に地域の顧客を第一とし、さらに地元から愛される地域密着型のスタイルを推進している。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。

今般開始する金融商品仲介業サービスでは、 大和信用金庫は、同信用金庫のWEBサイトを介してSBI証券の証券総合口座開設の勧誘を行う。これにより、 大和信用金庫の顧客は、当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。SBI証券は、「このたびの大和信金との提携により、 これまで以上に多くの新しい投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」と述べている。