ニューバーガー・バーマン、2020年PRIリーダーズ・グループに選出


グローバルにビジネスを展開する独立系資産運用会社ニューバーガー・バーマンは、 PRIより「PRIリーダーズ・グループ」に選出されるとともに、 PRIが実施する最新のアセスメント・レポートにおいて、 同社グループのESGインテグレーションの取り組みに対し、 最高スコアであるA+を獲得したことを2020年10月5日に発表した。PRIリーダーズ・グループの選定について、 昨年はアセットオーナー(資産保有機関)のみが対象だったが、 今年から資産運用会社も対象となった。現在、 PRIに署名している資産運用会社は2,100社超にのぼるが、PRIリーダーズ・グループに選出されたのは、 わずか20社だった。

PRIリーダーズ・グループ

国連が支持する責任投資原則(PRI)は、 PRIリーダーズ・グループを次のように規定している。 「リーダーズ・グループは、 責任投資において最先端の取り組みを進めている署名機関を紹介し、 その署名機関の活動の動向に焦点を当てるものです。 PRIは、 毎年一つのテーマを定め、 署名機関から提出されたレポートへの回答とアセスメント・データに基づいて、 組織全体で責任投資における卓越した実績をあげている署名機関を選定しています。 」2020年のテーマは、 気候変動報告だった。

ニューバーガー・バーマンは、 気候変動報告において先導的役割を果たすべく、 すでに運用の現場において気候変動に対する多くの取り組みを以下の通り実践している。

  • グループの取締役会が気候関連リスクの責任と監督を担い、 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った全社的な「気候変動に対するコーポレート戦略」を導入
  • 「クライメート・バリューアット・リスク(CVaR)」によるシナリオ分析を全投資チームに導入し、 その分析結果を顧客へのレポーティングにおいて開示
  • CVaRをグループ独自のESG評価システムに体系的に取り入れ、 気候変動の物理的リスクと移行リスクの双方を把握
  • 全投資先企業のCVaR分析を実施し、 そのCVaRと当社グループの経済的リスク・エクスポージャーに基づいて、 優先的にエンゲージメントを行う候補となる投資先企業を特定
  • グループが運用する米国投資信託ETF(上場投資信託)および欧州連合(EU)の規制に従って設立・運用されるUCITSファンド全てにおいて、 石炭関連投資の上限を設定

さらに、 前年に続き、 ニューバーガー・バーマンは、 環境、 社会、 ガバナンス(ESG)のインテグレーションの取り組みに関するPRIのアセスメント・レポート(2019年評価報告書)において、 全てのカテゴリーで最高スコアであるA+を獲得した。 注目すべき点として、 ESGの戦略およびガバナンスに対する包括的なアプローチに加え、 同社グループが運用する全資産クラスにおけるESGインテグレーションに対しても最高評価を獲得し、 また全てのカテゴリーの評価で同業他社平均を上回っていることが挙げられる。また現在、同社グループでは、 運用資産の75%超においてESGが組み入れられた運用を行っている。 *

ニューバーガー・バーマンのESG投資責任者であるJonathan Bailey氏は、 次のように述べている。

当社グループが運用する全ての投資戦略において、 気候変動がもたらす投資におけるリスクと機会の理解、 管理、 開示に取り組んでいることが評価され、 PRIのリーダーズ・グループに選出されたことを大変嬉しく思います。 私たちは数年前から気候変動シナリオ分析を全資産クラスの投資プロセスに組み入れてきました。 気候変動による物理的リスクと移行リスクの把握は、 議決権行使の判断を事前開示する革新的な取り組みである「NB25+」とともに、 当社グループの投資先企業に対するエンゲージメント活動における重点項目となっています。 また、 ポートフォリオ・マネージャーからの強い要請を受け、 私たちは燃料用石炭の採掘や石炭火力発電の拡大につながる投資を除外する指針を策定し、 導入を進めています。 これは、 当社グループの投資プロフェッショナルが、 こうした資産に新規で直接投資を行う経済的な論拠はないとの判断したものです。

ニューバーガー・バーマンのESGにおける包括的なアプローチに関する詳細は、 「2019年ESG年次報告書」および当社ウェブサイトのESG投資ページ(www.nb.com/japan/esg)で閲覧できる。

ニューバーガー・バーマンについて

ニューバーガー・バーマンは、 1939年に創業された従業員が自社株式を保有するプライベー ト経営の独立系資産運用会社。 株式、 債券クオンツ、 マルチアセット、 プライベート・エクイティ、 不動産、 ヘッジファンド等の多岐にわたる資産クラスを運用し、 世界中の機関投資家、 アドバイザー、 個人投資家に運用サービスを提供している。 世界24ヵ国においてビジネスを展開し、 2,300名を超える従業員を擁している。 また6年連続でPensions & Investmentsによる1,000人以上の従業員を対象とした調査で「働きやすい資産運用会社」の1位または2位に選出されている。 PRIが実施する最新の2020年のアセスメント・レポートにおいて、 運用戦略へのESGインテグレーションの取り組みに対し、 全てのカテゴリーで最高評価のA+を獲得している。 2020年6月末時点における運用資産残高は3,570億ドル。