ETF売買代金ランキング(2022年11月)


ETFランキング

ETF(上場投資信託)市場の11月の概況

東京証券取引所が公表したETF相場表(2022年11月版)によると、2022年11月のETF市場全体の月間売買代金(立会内とToSTNetの合計)は前月から15.4%減少し、約5.3兆円になりました。1日当たり売買代金は前月から約15.8%減少して約2,664億円になりました。

日本銀行によるETFの買い入れは実施されませんでした。

 

なお、「NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信」(銘柄コード:1324)については、ロシアのウクライナ侵攻の影響でロシア株式の取引を行うことが困難になったことから2022年3月17日以降売買が停止されています。

 

11月8日に「グローバルX 自動運転&EV ETF(2867)」と「グローバルX S&P500・カバード・コールETF(2868)」が上場しました。両ファンドの運用会社Global X Japan株式会社です。

「グローバルX 自動運転&EV ETF(2867)」は、日本を含む世界で証券取引所に上場している自動運転および電気自動車(EV)関連企業の株式を構成銘柄とする「Solactive Autonomous & Electric Vehicles Index(円換算)」に連動する投資成果を目指すETFです。

「グローバルX S&P500・カバード・コール ETF(2868)」は、S&P500指数を対象に、「カバード・コール戦略」に基づく運用を行った場合の収益を表す「Cboe S&P 500 BuyWrite Index (円換算)」に連動する投資成果を目指すETFです。

 

また、レバレッジ・インバース型に分類される「iFreeETF NASDAQ100レバレッジ(2869)」と「iFreeETF NASDAQ100ダブルインバース(2870)」が11月16日に上場しました。運用会社は大和アセットマネジメントです。

「iFreeETF NASDAQ100レバレッジ(2869)」は、米国を代表する株価指数である「NASDAQ-100指数」を原指標とし、指標の変動率が原指標の日々の騰落率の2倍を基本として計算された米ドル建て指数である「NASDAQ100レバレッジ指数」に連動する投資成果を目指すETFです。

また、「iFreeETF NASDAQ100ダブルインバース(2870)」は、同じく米国を代表する株価指数の「NASDAQ-100指数」を原指標とし、指標の変動率が原指標の日々の騰落率の-2倍 を基本として計算された米ドル建て指数の「NASDAQ100ダブルインバース指数」に連動する投資成果を目指すETFです。

 

なお、11月14日には、「ChinaAMC CSI 300 Index ETF—JDR 受益証券(銘柄コード:1575)」が上場廃止になりました。

これにより、2022年11月末現在の東京証券取引所における上場ETFの数は279本になりました。

 

ETFの売買代金ランキング

月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2022年11月も野村アセットマネジメントの運用する「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(銘柄コード:1570)でした。同ETFの11月の月間売買代金は約2.64兆円(立会内とToSTNeT合計)で、全体の約半分(49.6%)を占めました。また、取引が一部の銘柄に集中した状態は継続しており、売買代金上位10位銘柄の売買代金の合計が全体の約86%を占めました。

 

売買代金ランキング(上位10位銘柄)は次の表の通りでした。売買代金上位10位ファンド中9本が日本の株式市場を対象とするETFで、この内6本がブルベア型のETFでした。引き続きブルベア型を利用した短期売買がETF取引の中心となっています。

 

2022年11月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄

順位 銘柄コード ファンド名 売買代金(百万円) 運用会社
1 1570 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 2,643,088 野村
2 1357 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 539,814 野村
3 1459 楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型 301,503 楽天
4 1458 楽天ETF‐日経レバレッジ指数連動型 288,643 楽天
5 1579 日経平均ブル2倍上場投信 241,674 シンプレクス
6 1360 日経平均ベア2倍上場投信 230,578 シンプレクス
7 1321 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 133,467 野村
8 1320 ダイワ上場投信-日経225 82,630 大和
9 1552 国際のETF VIX短期先物指数 64,652 三菱UFJ国際
10 1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 63,720 野村

(データ出所:東京証券取引所 ETF相場表2022年11月版)

 

 

値付日数の少ないETF

 2022年11月の東京証券取引所の営業日は20日でしたが、この20日全営業日に値段が付いたETFは、新規上場銘柄と売買停止中の銘柄を除く274本中207本、全体の約75%でした。値付日数の平均は18日でした。値付日数が10日以下だったETFは17本ありました。

売買高が小さいETFや値付日数が少なく、毎日売買が成立していないETFは、購入したい時に購入したい値段で買えない、売却したい時に売却したい値段で売れないと言う流動性リスクが伴います。購入前に各ファンドの流動性を確認することが大切です。

【2022年11月の値付日数が10日以下だったファンド】

銘柄コード ファンド名 売買代金(百万円) 値付日数
2526 NZAM 上場投信 JPX日経400 73.1 9
1652 ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN) 6.0 8
1585 ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials 4.8 8
1468 JPX日経400ベア上場投信(インバース) 0.8 8
2560 MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信 0.6 8
1479 ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数 0.2 8
2557 SMDAM トピックス上場投信 506.8 7
2861 上場インデックスファンドフランス国債為替ヘッジなし) 7.8 7
2527 NZAM 上場投信 東証REIT Core指数 24.1 6
1480 NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型上場投信 4.6 6
2843 上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) 101.5 4
2850 NEXT FUNDS SolactiveジャパンESGコア指数連動型上場投信 9.9 4
1490 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ) 0.3 4
1388 UBS ETF ユーロ圏小型株(MSCI EMU小型株) 0.2 4
2862 上場インデックスファンドフランス国債(為替ヘッジあり) 1,936.6 3
1485 MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信 0.26 3
1596 NZAM 上場投信 TOPIX Ex-Financials 0.05 3