ETF売買代金ランキング(2022年2月)


ETFランキング

ETF(上場投資信託)市場の2月の概況

東京証券取引所が公表したETF相場表(2022年2月版)によると、2022年2月のETF市場全体の月間売買代金(立会内とToSTNetの合計)は前月比約18.9%減少し、約5.03兆円になりました。1日当たり売買代金は前月から約14.7%減少して約2,794億円になりました。

日本銀行によるETFの買い入れは1回(701億円)実施されました。

また、次の5本のETFが2月に東京証券取引所に上場しました。

 

iFree ETF NASDAQ100為替ヘッジなし)と(為替ヘッジあり)は、米国を代表する株価指数の「NASDAQ-100指数」の構成銘柄に投資を行い、同指数に連動する投資成果を目指すETFです。運用会社大和アセットマネジメントです。

iFreeETF ETF NASDAQ100インバース(2842)は、「NASDAQ-100指数」を原指標とし、指標の変動率が原指標の日々の騰落率の-1倍を基本として計算された米ドル建て指数の「NASDAQ100インバース指数」に連動する投資成果を目指すETFです。レバレッジ型やブルベア型と呼ばれるETFです。運用会社は大和アセットマネジメントです。

また、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり)と(為替ヘッジなし)は、主としてオーストラリアの国債に投資を行い、「ブルームバーグ豪州国債(7-10年)インデックス」に連動する投資成果を目指すETFです。運用会社は日興アセットマネジメントです。

 

これにより、2022年2月末現在の東京証券取引所における上場ETFの数は256本となりました。

 

また、iシェアーズ S&P 500 米国株ETF(1655)とiシェアーズ S&P 500米国株ETF(為替ヘッジあり)(2563)が2022年2月9日の最終の受益者名簿に記載された受益者の有する受益権口数1口につき、10口の割合をもって分割を実施しました。

東京証券取引所において上場投資信託の呼値単位が変更されるのに伴い、上記ファンドの売買単位が1口単位から10口単位に変更されました。この売買単位変更に伴い、すでに受益者が保有する10口未満の受益権の市場での売買を可能にするため、この分割が行なわれました。

 

ETFの売買代金ランキング

月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2022年2月も野村アセットマネジメントの運用する「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(銘柄コード:1570)でした。同ETFの2月の月間売買代金は約2兆3,634億円(立会内とToSTNeT合計)で、全体の約半分(47%)を占めました。また、2月も一部の銘柄に売買が集中した状態が続き、売買代金上位10位銘柄の売買代金の合計が全体の8割超を占めました。

 

売買代金ランキング(上位10位銘柄)は次の表の通りでした。売買代金上位10位ファンド中8本が日本の株式市場を対象とするETFで、この内6本がブルベア型のETFでした。引き続きブルベア型を利用した短期売買がETF市場の中心のようです。

 

【2022年2月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄】

順位 銘柄コード ファンド名 売買代金(百万円) 運用会社
1 1570 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 2,363,402 野村
2 1357 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 539,331 野村
3 1459 楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型 278,051 楽天
4 1458 楽天ETF‐日経レバレッジ指数連動型 253,975 楽天
5 1579 日経平均ブル2倍上場投信 239,282 シンプレクス
6 1360 日経平均ベア2倍上場投信 229,424 シンプレクス
7 1321 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 132,339 野村
8 1552 国際のETF VIX短期先物指数 81,746 三菱UFJ国際
9 1671 WTI原油価格連動型上場投信 66,097 シンプレクス
10 1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 65,077 野村

(データ出所:東京証券取引所 ETF相場表2022年2月版)

 

また、2022年2月の東京証券取引所の営業日は18日でしたが、この18日全営業日に値段が付いたETFは、新規上場銘柄を除く251本中207本、全体の約8割でした。値付日数の平均は17日でした。一方で、値付日数が10日以下のETFが12本ありました。

 

値付日数が10日以下だったETF

2022年2月の値付日数が10日以下だった12本のETFは次の通りでした。

売買高が小さいETF、値付日数が少なく、毎日売買が成立していないETFは、購入したい時に購入したい値段で買えない、売却したい時に売却したい値段で売れないと言う流動性リスクが伴いますので、購入には注意が必要です。

 

銘柄コード ファンド名 値付日数
1388 UBS ETF ユーロ圏小型株(MSCI EMU小型株) 10
1652 ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN) 9
1387 UBS ETF ユーロ圏株(MSCI EMU) 9
1480 NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型上場投信 9
1585 ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials 9
1596 NZAM 上場投信 TOPIX Ex-Financials 9
1676 ETFS 貴金属バスケット上場投資信託 7
1479 ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数 7
1490 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ) 6
2560 MAXIS カーボン・エフィシェント日本株上場投信 6
1468 JPX日経400ベア上場投信(インバース) 5
1485 MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信 2