みずほ投信、先進国の投資適格債券へ投資するファンドを設定


みずほ投信投資顧問は、日本を除く先進国の投資適格債券を主要投資対象とするファンド、「先進国投資適格債券ファンド(為替ヘッジあり) 愛称:マイワルツ」を2015年3月2日(月)に新規設定し、運用を開始する。販売は、みずほ証券にて、2月9日(月)より開始される。

みずほ投信投資顧問では、ファンドの設定を控え、次のように述べている。

足元、定期預金金利から物価上昇率を差し引いた「実質定期預金金利」はマイナス圏で推移しており、預金だけでは資産の価値が目減りしてしまう状況にあります。このため、物価上昇率以上の利回りを狙う資産運用の重要性が高まっています。当ファンドが投資する投資適格債券は、国債等に比べてリスクプレミアムとして金利が上乗せされるため、比較的高い利回りが期待できる一方、高利回り債券と比べて信用力が高く、デフォルトに陥る可能性が低いという特徴も持っています。また、為替ヘッジの活用により、為替変動リスクの低減を図ります。

「先進国投資適格債券ファンド(為替ヘッジあり) 愛称:マイワルツ」の特色

1. 取得時において、BBB格相当以上の格付けを有する公社債(投資適格債券)に投資

  • BBB格相当以上とは、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)社によるBBB-格以上、または、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody’s)社によるBaa3格以上の格付けが該当。
  • 投資適格債券のうち、普通社債・劣後債・国債等に投資。

2. 外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を図る

  • 為替ヘッジを行うにあたり、ヘッジコストがかかる場合あり。

3. スタンディッシュ社が実質的に運用

  • ファンドの運用の指図に関する権限の一部を同社へ委託。

4. 年4 回の決算時に、収益分配を行うことを目指す

  • 決算日は、原則として2月、5月、8月、11月の各22日(休業日の場合は翌営業日)。
  • 初回決算日は、2015年5月22日。