グローバル・ボンド・ファンドとはどんなファンドですか?


グローバル・ボンド・ファンドとは?

グローバル・ボンド・ファンドとは、海外の債券に分散して投資を行い、運用するファンドのことです。グローバル(global)は世界、ボンド(bond)は債券を意味しています。海外の債券は、国内の債券に比べて利回りが高いことから、この高い利回りからもたらされるファンドの配当収益を目的としてグローバル・ボンド・ファンドを購入する投資家が多いと言われています。

グローバル・ボンド・ファンドでは、運用会社が、世界的なネットワークを利用し、世界中の債券市場の調査分析を行い、その結果からどの国や地域の債券をどのくらい組み入れるか、どのような種類の債券をどのくらい組み入れるか等を決定します。世界規模での資産配分の決定には、優秀なエコノミスト、アナリストファンドマネージャーによる世界的なネットワークが必要とされます。

個人で外国の債券への投資を検討する場合、外国の債券は取り扱う証券会社が限られる、取り扱われている債券の種類が限られる、購入単位が大きい、情報入手が困難であるなど、さまざまな理由により個人投資家にはハードルが高い投資ですが、投資信託を活用することで、容易に世界の債券への分散投資が可能となります。

 

どんな債券に投資するのか?

グローバル・ボンド・ファンドといっても、実際に組み入れる国や地域、あるいは債券の種類はファンドにより異なります。また、組み入れる債券の信用度(格付)もファンドにより異なります。先進国の国債に分散投資するファンドもあれば、新興国を含めて投資するファンドもあります。また、国債を中心に分散投資するファンドもあれば、社債を中心とするファンドもあります。また、格付の高い債券だけを投資対象としているファンドもあれば、あえて格付の低い債券に投資することで、そこから得られる高い利回りの獲得を目的としているファンドもあります。更に、長期債を中心に組み入れるファンドもあれば、償還までの期間の短い債券を中心に投資するものもあります。

 

債券のリスク

債券に投資するファンドのリスクは、組み入れる債券の残存期間と信用度(=格付)で決まります。債券の価格は金利の影響を直接受けます。金利が上昇すると債券の価格は下落し、金利が下落すると債券価格は上昇します。つまり、金利リスクの大きな投資対象であると言えます。一般に、長期債の方が短期債よりも金利変動の影響を強く受けます。そのため、ファンドが組み入れている債券の平均残存期間が短いファンドの金利リスクは平均残存期間が長いファンドより低くなります。

詳しくは→FAQ: 債券ファンドにおける債券の残存期間とリスクの関係は?

 

信用リスク

債券の信用度は格付で表されています。格付けが高いほど、信用リスクは低くなります。債券ファンドの多くは、ファンドの平均格付け(ファンドが投資する全ての債券の格付の平均)を一定に維持することを投資方針として定めているものが多いので、投資する前にはチェックしましょう。リスクを取りたくない場合は、平均格付けの高いファンドを、リスクをとってでも高い利回りを獲得したい場合には平均格付けの低いファンドを選択することになります。

詳しくは→FAQ: 債券ファンドにはどんなリスクがありますか?

 

為替リスク

グローバル・ボンド・ファンドは、海外の債券に投資するため、為替リスクが伴います。新興国の債券に投資するファンドの方が、先進国の債券に投資するファンドよりも為替リスクが高くなる傾向にあります。また、グローバル・ボンド・ファンドでは、為替リスクを軽減するために、為替ヘッジを行っているファンドと、為替ヘッジを行わず、為替変動の影響を直接受けるファンドもあります。為替リスクを取りたくないという場合には、為替ヘッジを行っているファンドを選択しましょう。

詳しくは→FAQ: 為替リスクとは、どのようなリスクですか?