ロベコ、環境省「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」投資家部門で唯一5年連続受賞


ロベコ・ジャパン株式会社は、環境省が選定する第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」において、投資家部門(アセットマネージャー部門)銀賞(環境大臣賞)を受賞した。銀賞を受賞するのは、同アワード創設初年度以来2回目となる。また同社は、同アワード第2回から第4回まで3年連続で銅賞に選定されており、投資家部門で唯一、創設以来5年連続受賞を果たしている。

ESGファイナンス・アワード・ジャパンESGファイナンス・アワード・ジャパンは、ESG金融に積極的に取り組む金融機関、諸団体や環境サステナブル経営に取り組む企業を評価・表彰するもの。「投資家部門(アセットマネージャー部門)」においては、資産運用・エンゲージメントにおいてESG要素を考慮するとともに、インパクトの創出を意図して実践している取り組みを表彰対象としている。

ロベコ・ジャパンの受賞理由としては、「サステナブル投資(SI)オープンアクセス・イニシアティブ」を通じて独自のサステナブル投資の知的財産(SDGsスコア等)の公開を行い、世界的に環境課題の解決に取り組んでいること、生物多様性・人権等のテーマにも先導的な役割を果たしていることが挙げられている。また、「セクター別脱炭素化経路(SDP)」の導入は、今後のトランジションファイナンスの在り方に影響を与える取り組みであるとして高く評価された。今後、グローバルな取り組みに基づいた日本での取り組みの拡大やESG関連ファンドの更なる規模拡大が期待されるとして、銀賞に選定された。

ロベコ・ジャパン代表取締役社長の坪田史郎氏は、次のように述べている。

気候変動や生物多様性は一刻も放置できない喫緊の課題でありながら、発行体による関連情報の開示は未だ不十分な状況です。ロベコは、こうした環境下で課題解決に貢献すべく、現時点で入手可能なデータを活用した企業評価フレームワークをいち早く開発し、継続的にデータの強化・質向上を推進する多角的な取り組みを主導してきました。こうしたたゆまぬ努力が5年連続の受賞につながり、大変光栄に思います。