ブルームバーグ、環境省主催のESGファイナンス・アワード・ジャパンにて2度目の金賞を受賞


ブルームバーグは2023年2月20日、 環境省が創設した第4回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の金融サービス部門において、 2021年以来、 2度目となる金賞を受賞したことを発表した。 同アワードは、 環境に配慮した事業戦略を通して日本企業の企業価値創造を支援し、 環境問題の解決に大きく貢献した投資家や金融機関を表彰するもの。

今回の金賞は、ブルームバーグが以下の分野において資本市場に大きく貢献したことが評価されたため授与された。

  1. 独自のESGデータや分析ツールを提供し、透明性の向上と情報の非対称性の解消に尽力している。結果、企業による、サステナブルファイナンス開示規則SFDR)などの主要な規制に沿った情報開示を支援
  2. 金融機関やその他団体と連携したセミナーやイベントを通じて、ESGコミュニティの構築・育成に注力

ブルームバーグ日本統括責任者のノーマン・トゥエイボーム氏は、次のように述べている。

環境省から2度目の金賞を受賞したことは、大変喜ばしいことです。世界で最も洗練されたESG投資家群のメンバーとして日本企業は知られており、今回の受賞は私たちにとって大きな意味があります。ブルームバーグは、市場をリードするESGデータを提供していますがそれだけではありません。私たちは、投資家が複数のソースにより構築されたESG指標を業務フローにシームレスに組み込み、ESGデータを分析し、行動するためのツールを提供しています。加えて、ESGコミュニティを育み、世界水準に沿ったベストなESGの採用を支援することを目指し、日本の投資家や意思決定者の皆様が集い、課題や機会を共有する場を積極的に提供しています。

ブルームバーグによると、同社のESGデータは、データの高い品質と他に類を見ないカバレッジと詳細が特長。ESGアナリストのグローバルチームが高度かつ多層的な品質管理システムを運用し、すべてのデータが最高水準に適合することを確認している。

この基盤のもと、ブルームバーグが提供する総合的なESGデータは、15,000社以上の企業の報告データを容易に比較できるよう、独自のコンテンツと第三者によるデータセットで構成されており、ESGスコア、EUタクストノミーやSFDRといった規制、気候変動ソリューション、サステイナブル債、サプライチェーンなどに対応している。ブルームバーグは、データに基づく洞察により、複雑になりがちな状況を打破し、金融業界による投資家需要への対応、ポートフォリオのリスク軽減、規制遵守、投資プロセス全体におけるESG統合を支援する。