バンガードETF、経費率を改定(引き下げ)

さん  2020/03/02

推薦理由


バンガードは、米国時間2020年2月27日付で、9本のバンガードETF経費率が改定(引き下げ)されたと発表した。この9つのETFに投資している投資家にとって、コストの削減となる。バンガードでは、経費率の引き下げはこれまでも継続して行ってきた。実績として、バンガードは過去4年間で、投資信託およびETFの経費率改定により、投資家のコストを推定累積額で約7.5億米ドル削減してきた。※1

バンガードは次のように述べている。

資産運用業に携わる私たちにとって、これまでも、そしてこれからも変わることのない信念がございます。それは、より低い経費率(コスト)で投資商品を提供し、投資家の皆さまの投資目標達成のために、より良い機会を提供するということです。

経費率※2は運用資産残高や運用コスト、キャッシュフローの変化に応じて変動する。改定後の経費率は下記の通り。

ティッカー 名称 改定後の経費率※3 改定前の経費率
VWO バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF 0.10% 0.12%
VGK バンガード・FTSE・ヨーロッパETF 0.08% 0.09%
VEU バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF 0.08% 0.09%
VSS バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF 0.11% 0.12%
VPL バンガード・FTSE・パシフィックETF 0.08% 0.09%
VXUS バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF 0.08% 0.09%
VT バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 0.08% 0.09%
VWOB バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF 0.25% 0.30%
BNDX バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) 0.08% 0.09%

バンガードは次のようにも述べている。

バンガードは創業以来およそ45年前から低コスト運用を続けてきました。ですから私たちにとって、低コストで商品を提供することはあくまでも「通常営業」なのです。現在、資産運用業界全体でコスト低下が起きていますが、バンガードはこのことに少なからず貢献してきたのではないかとも考えています。このコスト低下現象を「バンガード・エフェクト」と呼ぶ業界の専門家もいますが、私たちにとっては至極当然のことなのです。

※1 経費500本以上の投資信託とETFのシェアクラスにおける経費率の引き下げと運用残高に基づく。2015-16年度から2018-19年度の米国籍ファンドの全シェアクラスの累積値。コスト削減の推定額は、改定前と改定後の経費率の差と平均運用資産残高(AUM)をかけて算出。平均運用資産残高は、各月の平均日次残高を当該会計年度の12カ月で平均したもの。

※2 経費率とは、ファンドの平均資産残高に対する、運用その他の経費の比率(%)です。原則として毎年決算日に見直され、変動する。

※3 直近の目論見書の記載より(2020年2月27日付)。ファンドの現在の経費率は、目論見書に記載されている数値よりも低い、または高い可能性がある。