「PCAインドネシア株式オープン」と「PCA米国高利回り社債オープン」、新規販売会社にて取扱開始


ピーシーエー・アセット・マネジメント株式会社が運用する「PCAインドネシア株式オープン」は広島銀行(インターネット専用)において、また、「PCA米国高利回り社債オープン」はトヨタファイナンシャルサービス証券において、2010年3月8日より取扱いが開始された。

「PCAインドネシア株式オープン」は中国、インド等に続く新興国として頭角を現しているインドネシアの金融商品取引所に上場されている株式を実質的な主要投資対象とするファンドとして、2009年11月30日に設定された。PCAアセット・マネジメントによると、インドネシアは豊富な天然資源を輸出する一方、世界第4 位の人口を持ち、若年層を中心とした労働人口の増加によって消費も拡大するなど、外需と内需の両方がインドエネシアの経済を支えており、今後も高い経済成長が期待できる投資先として注目が集まっている。

「PCA米国高利回り社債オープン」は主として米国の高利回り社債に実質的に投資し、高い金利収入の確保とともに、証券の値上がり益の獲得を目指すファンドとして、2003年1月30日に設定された。PCAアセット・マネジメントは、米国高利回り社債について次のように述べている。

昨年後半以降、米国経済の回復、デフォルト・リスクの大幅な低下、米国高利回り社債に対する強い需要といった要因により、米国高利回り社債市場は良好なリターンを達成しており、この傾向は今後も続くと期待されています。一方で、新金融規制案に見られるような米国政府の政策面に関する懸念や、ギリシャなど欧州の財政問題、米国国内の雇用の伸び悩み、個人消費の軟化などを背景に、今年後半を中心に、経済成長が鈍化する可能性もあります。PCAアセット・グループではこうした見方をすでに投資戦略に反映させており、グループのクレジット・リサーチ・チームの広範囲に及ぶ調査能力をフルに活用し、相対的にバリュエーションの面で妙味があり、同時に財務内容が健全で、将来的な財務見通しも良好であり、低成長シナリオでも耐え得る体力を持つ企業の債券を発掘し、ファンドのトータルリターンを追求しています。

「PCAインドネシア株式オープン」の純資産総額は、約75億5千百万円(2010年1月29日現在)、取り扱い販売会社数は広島銀行を含めて12社となった。また、「PCA米国高利回り社債オープン」の純資産総額は約1,586億円(2010年1月29日現在)、取り扱い販売会社数はトヨタファイナンシャルサービス証券を含めて24社となった。