みずほ投信投資顧問、新ファンド「日本優良割安株ファンド08-09」を新規設定


みずほ投信投資顧問は、「日本優良割安株ファンド08-09」を9月30日に新規設定、運用開始する。同ファンドは、国内株式型(一般型)に分類される単位型株式投資信託で、日本の大型優良企業の株式への投資を通じ信託財産の成長を目指し、基準価額が12,000円以上となった場合、繰上償還するファンド。なお、同ファンドにおいて、「大型優良企業の株式」とは、東証一部上場株式のうち、一定額以上の株式の時価総額を有し、業界上位のマーケットシェアやブランド価値等により良好な企業業績にあるとみずほ投信投資顧問が判断する企業の株式をいう。

みずほ投信投資顧問では、ファンドの募集開始にあたり、次のように述べている。

昨今、世界的な景気後退懸念から世界の主要株価は調整局面を迎えております。過去1、2年における日本の株価は、世界の主な株価指数と比べて大幅に下落しております。現在の国内の投資環境を株価指標から見てみると、①国内企業の収益力に注目するPER(株価収益率)と企業の資産価値に注目するPBR(株価純資産倍率)はともに低位で、過去10年間の推移から見てバリュエーションの水準は割安にあります。②株式の配当利回りにおいては長期国債利回りを上回っており、過去10年間の検証では、当該局面以降の株価は上昇しています。③東証一部の企業業績見通しでは、今年度は7期ぶりの減益決算と予想されるものの、利益水準は高水準を維持するものと考えられる等、ファンダメンタルズの面から割安な水準にある日本株が注目されています。

当ファンドは、大型優良企業の株式の中から、業績見通しおよび株価バリュエーションを勘案した上、PER・PBR そして配当利回りを重視して割安銘柄を選別し、業種等リスク分散を図りながら約50銘柄でポートフォリオを構築していきます。決算は年1 回で、基準価額が12,000円以上となった場合、組入株式を売却し、公社債などの安定運用へ切り替え、速やかに繰上償還をします。

「日本優良割安株ファンド08-09」の販売会社はみずほインベスターズ証券、募集期間は2008年9月1日から同年9月28日まで。申込単位は1口以上1口単位で、申込価額は1口当たり1万円。みずほインベスターズ証券における申込手数料は1口当たり315円。信託報酬は日々の純資産総額に対して年率0.9975%(税抜0.95%)。