コモンズ投信、投資先企業とサスティナビリティレポートを読み解くワークショップを開催


コモンズ投信は、2019年11月26日(火)にコモンズ30ファンド投資先企業であるダイキン工業株式会社とサスティナビリティレポートを読み解くワークショップを開催する。

過去のワークショップの様子

過去のワークショップの様子

コモンズ投信は、サスティナビリティレポートを読み解くワークショップについて次のように述べている。

昨今、スチュワードシップ・コード、コーポレートガバナンス・コードの導入により、企業と投資家の対話には大きな変化が生まれています。コモンズ投信は、2009年1月より運用している長期投資ファンド「コモンズ30ファンド」において「対話(による価値創造)」を掲げて参りました。投資先企業に対して一方的に「モノを言う」のではなく、友好的かつ双方的な対話を行うことで、企業とファンド、双方が持続的価値を創造できると考えたからです。

コモンズ投信は、この「対話の場」に、生活者であり最終消費者でもある受益者を加え、「受益者 – コモンズ投信 – 投資先企業」三者による価値の共創の場である「コモンズ30塾」を継続して開催してきた。

具体的には、コモンズ30ファンドが投資先選定の際に重視する「5つの軸(※)」の、特に【見えない価値】の観点から対話を重ねてきた。これまで「女性の活躍」「ダイバーシティ」「アフリカ」「統合レポートを読み解く」などのテーマで開催し、延べ27社が参加した。参加企業のIR責任者からは「コモンズ投信はインベストメント・チェーンの対話創出者の役割を担っており、投資先企業がコモンズ投信との対話だけでなく他ステークホルダーとの対話も行うことで総合的な企業価値向上を生み出している」との感想がもたらされている。

今回は、ダイキン工業を招き、同社のサスティナビリティレポートを題材にワークショップを行う。同社は昨年、2050年に向けて安心で健康な空気空間を提供しながら温室効果ガス排出実質ゼロをめざす「環境ビジョン2050」を掲げた。

サスティナブルな成長に向けた取り組みをまとめものが、「サスティナビリティレポート」であり、同レポートはESG(環境・社会・ガバナンス)といった観点に重きが置かれた内容となっている。

今回のワークショップでは、同社のESGの取り組みやアニュアルレポート、サスティナビリティレポートを紹介してもらったうえで、参加者同士でディスカッションを行う。コモンズ投信は、「こうした取組を通じ、コモンズ30ファンドは「対話する投信」の深化を図ってまいります」と述べている。

(※)5つの軸…コモンズ30ファンドの投資選定基準。財務情報の“見える価値”(=収益力)と、非財務情報の“見えない価値”(=競争力、経営力、対話力、企業文化)の5つから構成される。

【開催概要】

開催日時: 2019年11月26日(火) 19:00~21:00

開催場所: 東京21Cクラブ・コラボレーションスペース

内容  : http://www.commons30.jp/seminars/detail/912

募集人数: 50名