One Tap BUY、「テスラ」の取扱いを開始


証券取引アプリ「One Tap BUY」を提供する株式会社One Tap BUYは、 2017年11月22日より「テスラ」の取り扱いを開始する。 また12月には、 米国ETF3銘柄の取り扱いも予定している。

株式会社One Tap BUYでは、2017年7月に、メインビジネスを売却した「Yahoo!」の後継銘柄選定に際し、 全ての顧客を対象とした選挙を行った。 その結果、 ダントツの得票であった電気自動車メーカー「テスラ」の取扱いを決定した。

また、 12月中に次の米国(S&P500株価指数関連)ETF3銘柄の提供を予定しています。

◆テスラの概要

米国シリコンバレーを拠点として、 バッテリー式電気自動車とその関連商品を製造、 販売している。設立は2003年で、 CEOはPayPal創業者の一人でもあるイーロン・マスク氏。 同社への出資には、 google創業者のラリー・ペイジ、 サーゲイ・ブリン、 元eBay社長のジェフリー・スコールなど著名な企業家も参加している。

「テスラ」の社名は、 科学者であり発明家のニコラ・テスラにちなんで名づけられた。 ニコラ・テスラは、 交流電気方式や多相交流の送電システムを発明し、 遠方から安定した電力を送電することを可能にしたが、 ビジネス的にはエジソンの陰で不遇な人生を送った。 Google創業者のラリー・ペイジの起業・経営には、 幼少のころに読んだニコラ・テスラの伝記から得た教訓に影響を受けているといわれている。

◆米国ETF3銘柄の紹介

(1) 世界最大のETF: SPDR(スパイダー) S&P500 ETF

同ファンドは2,455億ドル(約28兆円、 2017年11月15日時点)と世界最大の純資産額を有するETF。「S&P500」とは、 S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する米国株式市場の代表的な指数。ニューヨーク証券取引所、 ナスダックに上場する500銘柄で構成される。同ファンドは、 その指数の動きに連動することを目指して運用されるETF。

(2) 上昇の波に乗る!: Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF

S&P500の「3倍の値動きを目指すブル型ETF」。

(3) 値下がりも収益源に!: Direxion Daily S&P 500 Bear 3X ETF

S&P500の「3倍逆に動くことを目指すベア型ETF」。

株式会社One Tap BUYでは、これらのETFについて次のようにコメントしている。

(1)は銘柄分散の利いたインデックス投資として長期の財産形成にも適し、 (2)(3)は市況の読みに基づいたデイリーベースでのトレードに最適です。 また、 (3)は値下がりを予想して市場で収益を得る手段ですが、 その商品性を利用して「市況が下がると考えた時のヘッジ(リスク回避)手段」にも使えます。 例えば、 個別株を30万円分保有しているとして、 これに対する市場リスクを少しでも軽減したい場合に、 10万円分の「3倍ベアETF」を買えば30万円分の値下がりリスクをカバーすることとなります。

ETFの人気:One Tap BUYでも人気のあるETF、 米国でもETF市場は大きく成長中

One Tap BUYでは、 従来より日本株ETFをご提供しているが、 ETF1銘柄で個別株5銘柄分に相当する約定金額となっている。 株式会社One Tap BUYでは、銘柄を選ぶ手間がかからない、 銘柄パッケージなので倒産リスクがない、 ブル・ベアで気軽に市況に合わせたトレードが可能といった点が人気の要因と考えている。また、「ETFに注目する動きは、 弊社内のみならず、 世界的な動きとしても見られます。 世界的なETFの運用資産は、 2003年の約20兆円から2016年には約350兆円と17倍にもなっています」と説明している。

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(出所:Statista Inc.)