楽天証券、IFA向けに国内初となる新たな報酬体系を提供


楽天証券は、2019年2月(予定)より、 独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)向けに、顧客の預かり資産に連動して報酬が増減する「管理口座コース」の提供を開始する。

「管理口座コース」では、 楽天証券がIFAの顧客から取引の都度受け取っていた売買手数料を従来よりも安く、または0円とする代わりに、顧客の預かり資産残高に一定の率を乗じた額を管理口座料として受け取り、当該管理口座料からIFAへの報酬が支払われる。なお、同コースでは、売買手数料はIFAの報酬計算対象とならず、実質的に顧客の預かり資産残高に連動してIFAの報酬が増減する国内初※の仕組みとなる。本仕組みを導入することにより、顧客の資産残高が増えればIFAが受取る報酬が増え、減少すれば報酬も減るという関係が構築される。

楽天証券は、今回の新報酬体系導入について次のように述べている。

欧米諸国では、 お金の相談役としてファイナンシャルアドバイザーが定着していますが、 コミッション型(売買手数料)からフィー型(預り資産に応じた報酬体系)へ転換するアドバイザーが増え、 お客様からの信頼を獲得できたことが大きな要因としてあげられています。 今回、 日本におけるフィー型のビジネスモデルへの転換を後押しし、 IFAの一層の顧客基盤の拡大を進めるべく、 「管理口座コース」を新設するに至りました。

楽天証券は、 IFA向けの事業基盤拡大を目指すと同時に、 アドバイザーのスキルアップや教育にも力を入れており、 2018年7月に業界初となる専門性の高いアドバイザーを養成するための「楽天証券ファイナンシャルアドバイザー・ビジネススクール」を開講しました。 今後も楽天証券では、 お客様の資産形成を長期的かつ包括的にサポートできる質の高いアドバイザリーサービスを提供できるよう、 継続的に新しい取り組みを行ってまいります。

※一般のお客様及びIFAに提供する報酬計算体系として国内初(当社調べ)

■「管理口座コース」詳細

  • 開始時期:2019年2月(予定)
  • 利用対象:IFAサービスの利用者
  • 利用条件:既存のIFA専用の手数料コースと、管理口座コースと希望に応じて選択できる。