投資信託の純資産総額ランキング (2018年12月)


国内最大ファンドは「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」

投資信託事情・投信まとなびによると、2018年12月の国内最大ファンド上位50位ランキング(追加型株式投資信託ETFは除く)は除く)は下表の通りでした。

純資産額ランキング第1位はフィデリティ投信が運用する「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」で、同ファンドの2018年12月末の純資産額は6,277.0億円でした。フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドは、米ドル建ての高利回り事業債(ハイ・イールド・ボンド)を中心に分散投資するファンドとして、1998年4月に設定され、すでに20年以上運用が続いています。信託期間は無期限です。

また、注目されているレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」は第5位に順位を一つ落としました。「ひふみプラス」の12月末の純資産額は5,306.2億円で、11月の6,117.2億円から約13.3%減少しました。

 

分配頻度

純資産額上位50位までのファンドの分配頻度を見ると、毎月分配型(年12回)のファンドが27本と過半数を占め、次いで年1回分配ファンドが18本、年2回分配ファンドが5本でした。

投資対象

 純資産額上位50位までのファンドの投資対象資産別の分布を見ると、外国の株式に投資するファンドが16本と最も多く、次いで外国債券に投資するファンドが9本、日本の株式が7本、外国のREIT6本、アロケーション型と国内の債券に投資するファンドが各5本、国内のREITに投資するファンドが2本でした。引き続き海外の資産に投資するファンドが過半数を占めています。

 

投資信託の資金増減

投資信託の人気を測るバロメーターでもある月中の資金増減(月中の設定額(販売額)から解約額を差引いた額)を見ると、純資産額上位50位までのファンドの中で2018年12月の資金増加額が最も大きかったのは、アセットマネジメントOneの「日経225ノーロードオープン」で、増加額は約184億円でした。日経225ノーロードファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果をめざすインデックスファンドで、購入時および換金時に手数料がかからないノーロードファンドです。

なお、12月に資金増加となったのは上位50位ファンドのうち16ファンドでした。月間資金増加額上位5位ファンドは次の通りです。

 

月間資金増加額上位5位ファンド(2018年12月)

運用会社 ファンド名 月末純資産額(億円) 月間資金増加額(億円)
AM-One 日経225ノーロードオープン 1,979.3 184.0
東京海上AM 東京海上・円資産バランスF(毎月)《円奏会》 4,823.4 170.4
ゴールドマン・S netWIN GS・インターネット戦略F B(ヘッジ無) 2,403.1 106.7
日興AM インデックスファンド225 2,093.5 83.2
ピクテ投信 ピクテ・グローバル・インカム株式F(毎月) 5,428.9 76.4

 

一方、純資産総額上位50位ファンドの中で、月中の資金減少額が最も大きかったのは、アセットマネジメントOneの「新光US-REITオープン《ゼウス》」で、減少額は約117億円でした。純資産額上位50位ファンドの中で月間の資金減少額が最も大きかったファンド5本は次の通りでした。

 

運用会社 ファンド名 月末純資産額(億円) 月間資金減少額(億円)
AM-One 新光 US-REITオープン《ゼウス》 5,598.5 -117.1
大和投信 ダイワ日本国債ファンド(毎月) 2,269.8 -89.6
フィデリティ投信 フィデリティ・USリート・ファンドB(ヘッジ無) 5,960.9 -85.0
日興AM グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2) 4,020.8 -83.2
BNYメロン モビリティ・イノベーションF 2,125.7 -79.0

 

騰落率 − 1年騰落率トップはJ-REIT・リサーチ・オープン(毎月)

次に、純資産総額50位までのファンドの騰落率を見ると、運用期間が1年以上あったファンド49本のうち過去1年の騰落率がプラスだったのは7本だけでした。

過去1年の騰落率が最も高かったのは三井住友トラスト・アセットマネジメントの「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月)」で、騰落率は+10.1%でした。過去1年の騰落率上位5ファンドは次の通りです。

運用会社 ファンド名 純資産額(億円) 騰落率(1年)
三井住友トラスト J-REIT・リサーチ・オープン(毎月) 2,669.6 +10.1 %
しんきんAM しんきんJリートオープン(毎月) 2,500.5 +9.1 %
大和投信 ダイワファンドラップ 日本債券セレクト 5,107.8 +0.8 %
野村AM 野村日本債券インデックス(野村一任口座) 2,828.1 +0.7 %
大和投信 ダイワ日本国債ファンド(毎月) 2,269.8 +0.3 %

 

また、過去5年の騰落率を見ると、純資産額上位50位までのファンドで5年以上の運用期間があった36本のファンドのうち騰落率がプラスとなったのは33本でした。過去5年の騰落率が最も高かったのは、野村アセットマネジメントの「野村インド株投資」で、騰落率は+78.8%でした。純資産上位50位ファンドの中で、過去5年の騰落率が最も高かったファンド5本は次の通りです。

運用会社 ファンド名 純資産額(億円) 騰落率(5年)
野村AM 野村インド株投資 4,422.9 +78.8 %
ゴールドマン・S netWIN GS・インターネット戦略F B(ヘッジ無) 2,403.1 +69.5 %
レオス ひふみプラス 5,306.2 +66.4 %
フィデリティ投信 フィデリティ・USリート・ファンドB(ヘッジ無) 5,960.9 +41.6 %
大和投信 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月)B(ヘッジ無) 4,966.9 +41.3 %

 

騰落率データの詳細については、投信まとなびの投信検索等http://www.matonavi.jp/retrieval/で詳細をご確認下さい。

【国内最大ファンド・ランキング(2018年12月)】

順位 運用会社 ファンド名 純資産(億円) 資金増減(億円) 騰落率(1年)% 騰落率(5年)%
1 フィデリティ投信 フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド 6,277.0 -61.7 -5.8 16.7
2 フィデリティ投信 フィデリティ・USリート・ファンドB(ヘッジ無) 5,960.9 -85.0 -7.7 41.6
3 AM-One 新光 US-REITオープン《ゼウス》 5,598.5 -117.1 -8.3 34.5
4 ピクテ投信 ピクテ・グローバル・インカム株式F(毎月) 5,428.9 76.4 -6.2 11.3
5 レオス ひふみプラス 5,306.2 15.3 -21.2 66.4
6 大和投信 ダイワファンドラップ 日本債券セレクト 5,107.8 -7.7 0.8 7.4
7 大和投信 ダイワ・US-REIT・オープン(毎月)B(ヘッジ無) 4,966.9 -57.1 -6.0 41.3
8 日興AM ラサール・グローバルREITファンド(毎月) 4,825.0 -73.2 -6.0 29.1
9 東京海上AM 東京海上・円資産バランスF(毎月)《円奏会》 4,823.4 170.4 -0.4 15.3
10 三菱UFJ国際 グローバル・ソブリン・オープン (毎月) 4,480.6 -53.9 -4.5 5.3
11 野村AM 野村インド株投資 4,422.9 -29.1 -10.3 78.8
12 日興AM グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2) 4,020.8 -83.2 -14.8
13 日興AM グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年) 3,860.5 -75.4 -18.7
14 日興AM 財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月 3,497.4 43.9 -3.2 14.3
15 AM-One グローバル・ハイクオリティ成長株式F(ヘッジ無)《未来の世界》 3,427.3 -12.0 -8.2
16 野村AM 野村外国債券インデックス(野村一任口座) 3,249.7 -11.5 -3.8 7.3
17 フィデリティ投信 フィデリティ・日本成長株・ファンド 3,248.4 -1.5 -24.1 18.6
18 大和投信 ロボット・テクノロジー関連株F -ロボテック- 3,081.5 -27.7 -17.9
19 野村AM 野村PIMCO・世界インカム戦略F A(ヘッジ有 年2) 3,030.0 -47.1 -3.3
20 大和投信 ダイワ米国リート・ファンド(毎月)ヘッジ無 3,009.9 -36.0 -5.7 41.1
21 大和投信 ダイワファンドラップ 日本株式セレクト 2,918.4 -1.8 -18.6 25.3
22 野村AM 野村 ファンドラップ外国債券B(ヘッジ無) 2,903.4 -5.5 -4.7 8.5
23 日興AM スマート・ファイブ(毎月) 2,872.0 37.1 -3.8 15.1
24 野村AM 野村日本債券インデックス(野村一任口座) 2,828.1 -24.7 0.7 8.3
25 岡三AM アジア・オセアニア好配当成長株Op(毎月) 2,795.4 -21.9 -15.3 8.6
26 さわかみ投信 さわかみファンド 2,774.4 0.8 -17.2 25.7
27 三菱UFJ国際 ワールド・リート・オープン(毎月) 2,731.2 -14.1 -10.8 25.3
28 レッグ・メイソン LM・オーストラリア高配当株F(毎月) 2,674.5 -53.6 -18.6 9.3
29 三井住友トラスト J-REIT・リサーチ・オープン(毎月) 2,669.6 71.3 10.1 36.0
30 しんきんAM しんきんJリートオープン(毎月) 2,500.5 51.7 9.1 27.5
31 三井住友AM グローバルAIファンド 2,488.4 -35.5 -6.9
32 アライアンス・B AB米国成長株投信D毎月(ヘッジ無)予想分配金提示 2,442.7 52.2 -0.9
33 大和投信 ハイグレード・オセアニア・ボンド・Op(毎月)《杏の実》 2,428.3 -72.6 -8.5 -0.1
34 ゴールドマン・S netWIN GS・インターネット戦略F B(ヘッジ無) 2,403.1 106.7 -0.9 69.5
35 三井住友AM 日興FW・日本債券ファンド 2,352.8 34.2 0.3
36 大和投信 ダイワ日本国債ファンド(毎月) 2,269.8 -89.6 0.3 5.6
37 JPモルガン JPMベスト・インカム(毎月) 2,193.7 -15.3 -7.6
38 AM-One 新興国ハイクオリティ成長株式ファンド《未来の世界(新興国)》 2,160.9 -53.8 -17.3
39 野村AM 野村 ファンドラップ日本株 2,142.3 -0.7 -16.9 27.3
40 BNYメロン モビリティ・イノベーションF 2,125.7 -79.0
41 大和住銀投信 SMBCファンドラップ・日本債 2,101.2 11.1 0.3 7.9
42 日興AM インデックスファンド225 2,093.5 83.2 -10.7 30.3
43 アムンディ SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチF《あんしんスイッチ》 1,999.6 -47.5 -5.0
44 三井住友トラスト 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド《THE 5G》 1,982.3 14.1 -13.4
45 AM-One 日経225ノーロードオープン 1,979.3 184.0 -11.0 28.8
46 ゴールドマン・S GSグローバル・ビッグデータ投資戦略 B(ヘッジ無)《AIブレイン》 1,965.7 42.3 -15.3
47 大和住銀投信 短期豪ドル債オープン (毎月) 1,910.2 -32.0 -9.8 -5.4
48 野村AM 野村 ファンドラップ外国債券A(ヘッジ有) 1,901.8 -3.0 -2.3 7.2
49 野村AM 野村インド債券ファンド(毎月) 1,887.1 -11.2 -7.6 30.6
50 ピクテ投信 ピクテ新興国インカム株式F(毎月) 1,856.8 -44.9 -14.5 -2.8

(データ出所:投信まとなび・投資信託事情)