2014年12月に設定されたファンド

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投資信託協会の発表によると、2014年12月に63本の新しい追加型株式投資信託が設定されました。これは月次の設定本数としては2014年で最も多いものでした。これで2014年の1年間に設定されたファンドの合計は568本となりました。

（データ出所：投資信託協会）

投資対象の地域別に見ると、国内に投資するファンドが7本、海外が41本、国内と海外の両方に投資するファンドが14本でした。国内の株式に投資するファンドは6本と、日本株市場の上昇が続いていたものの、新ファンドの設定についてはそれほど多くはありませんでした。海外に投資するファンド41本の内訳を見ると、海外の株式に投資するファンドが15本と最も多く、次いで不動産投資信託10本、債券7本、資産複合3本となっています。

分配頻度については、年1回のタイプが29本と最も多く、次いで毎月分配型が19本でした。また、年2回のファンドが13本、年4回が2本でした。

販売手数料の手数料率（上限）については、SMA専用ファンドなど手数料がかからないファンドが6本あった一方で、4.0％と高いファンドが2本ありました。最も多かったのは年率3.0％のファンドで35本ありました。

信託報酬率については、最も低かったのは0.15％で、最も高かったのは1.85％でしたが、これはファンド・オブ・ファンズにおける投資対象ファンドの信託報酬を考慮していない数字ですので、実質的な信託報酬率は1.85％を上回るファンドが存在している可能性はあります。1％を下回るファンドが22本、1～1.5％が22本、1.5％以上のファンドが19本でした。