ETF売買代金ランキング(2021年12月)


ETFランキング

ETF(上場投資信託)市場の12月の概況

東京証券取引所が公表したETF相場表(2021年12月版)によると、2021年12月のETF市場全体の月間売買代金(立会内とToSTNetの合計)は前月比約4.5%減少し、約5.12兆円になりました。1日当たり売買代金は前月から約13.2%減少して約2,326億円になりました。

日本銀行によるETFの買い入れは実施されませんでした。

また、次の4本のETFが12月に新規に上場しました。

これにより、2021年12月末現在の東京証券取引所における上場ETFの数は250本となりました。

 

ETFの売買代金ランキング

月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2021年12月も野村アセットマネジメントの運用する「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(銘柄コード:1570)でした。同ETFの12月の月間売買代金は約2兆3,589億円(立会内とToSTNeT合計)で、全体の約46%を占めました。また、12月も一部の銘柄に売買が集中した状態が続き、売買代金上位10位銘柄の売買代金の合計が全体の8割超を占めました。

売買代金ランキング(上位10位銘柄)は次の表の通りでした。売買代金上位10位ファンド中8本が日本の株式市場を対象とするETFで、この内6本がブルベア型のETFでした。引き続きブルベア型を利用した短期売買がETF市場の中心のようです。

 

【2020年12月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄】

順位 銘柄コード ファンド名 売買代金(百万円) 運用会社
1 1570 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 2,358,965 野村
2 1357 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 428,847 野村
3 1579 日経平均ブル2倍上場投信 329,814 シンプレクス
4 1458 楽天ETF‐日経レバレッジ指数連動型 295,112 楽天
5 1360 日経平均ベア2倍上場投信 257,019 シンプレクス
6 1459 楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型 231,994 楽天
7 1321 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 127,038 野村
8 1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 89,259 野村
9 1552 国際のETF VIX短期先物指数 63,268 三菱UFJ国際
10 1655 iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF 56,417 ブラックロック

(データ出所:東京証券取引所 ETF相場表2021年12月版)

 

また、2021年12月の東京証券取引所の営業日は22日でしたが、この22日全営業日に値段が付いたETFは、新規上場銘柄を除く246本中202本、全体の約8割でした。値付日数の平均は21日でした。また、値付日数が10日以下のETFが11本ありました。

2021年12月の値付日数が10日以下だった11本のETFは次の通りでした(上場廃止銘柄を除く)。

銘柄コード ファンド名 値付日数
1468 JPX日経400ベア上場投信(インバース) 10
1387 UBS ETF ユーロ圏株(MSCI EMU) 10
1584 サムスンKODEXサムスングループ株証券上場指数投資信託[株式] 10
1388 UBS ETF ユーロ圏小型株(MSCI EMU小型株) 10
2557 SMDAM トピックス上場投信 9
1585 ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials 8
1596 NZAM 上場投信 TOPIX Ex-Financials 8
1479 ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数 7
1676 ETFS 貴金属バスケット上場投資信託 6
1490 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ) 2
1485 MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信 2

売買高が小さいETF、値付日数が少なく、毎日売買が成立していないETFは、購入したい時に購入したい値段で買えない、売却したい時に売却したい値段で売れないと言う流動性リスクが伴いますので、購入には注意が必要です。