ETF売買代金ランキング(2022年1月)


ETFランキング

ETF(上場投資信託)市場の1月の概況

東京証券取引所が公表したETF相場表(2022年1月版)によると、2022年1月のETF市場全体の月間売買代金(立会内とToSTNetの合計)は前月比約21.5%増加し、約6.2兆円になりました。1日当たり売買代金は前月から約40.8%増加して約3,276億円になりました。

日本銀行によるETFの買い入れは2回(計1,402億円)実施されました。

また、「iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)」(2649)が1月14日に東京証券取引所に上場しました。「iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり)」は米国の政府系不動産担保証券(ジニーメイパススルー証券)を主要投資対象とし、「ブルームバーグ米国GNMAインデックス TTM(為替ヘッジ有り、円ベース)」に連動する投資成果を目指すETFで、運用・管理会社はブラックロック・ジャパン株式会社です。

これにより、2022年1月末現在の東京証券取引所における上場ETFの数は251本となりました。

 

ETFの売買代金ランキング

月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2022年1月も野村アセットマネジメントの運用する「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(銘柄コード:1570)でした。同ETFの1月の月間売買代金は約3兆0,748億円(立会内とToSTNeT合計)で、全体の約半分(49.4%)を占めました。また、1月も一部の銘柄に売買が集中した状態が続き、売買代金上位10位銘柄の売買代金の合計が全体の8割超を占めました。

売買代金ランキング(上位10位銘柄)は次の表の通りでした。売買代金上位10位ファンド中9本が日本の株式市場を対象とするETFで、この内6本がブルベア型のETFでした。引き続きブルベア型を利用した短期売買がETF市場の中心のようです。

 

2022年1月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄

順位 銘柄コード ファンド名 売買代金(百万円) 運用会社
1 1570 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 3,074,795 野村
2 1357 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 646,763 野村
3 1459 楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型 298,108 楽天
4 1360 日経平均ベア2倍上場投信 276,278 シンプレクス
5 1458 楽天ETF‐日経レバレッジ指数連動型 263,438 楽天
6 1579 日経平均ブル2倍上場投信 240,409 シンプレクス
7 1321 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 163,528 野村
8 1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 108,032 野村
9 1552 国際のETF VIX短期先物指数 76,438 三菱UFJ国際
10 1320 ダイワ上場投信-日経225 69,424 大和

(データ出所:東京証券取引所 ETF相場表2022年1月版)

 

2022年1月の値付日数

2022年1月の東京証券取引所の営業日は19日でしたが、この19日全営業日に値段が付いたETFは、新規上場銘柄を除く250本中208本、全体の約8割でした。値付日数の平均は18日でした。一方で、値付日数が10日以下のETFが8本ありました。

2022年1月の値付日数が10日以下だった8本のETFは次の通りでした。

売買高が小さいETF、値付日数が少なく、毎日売買が成立していないETFは、購入したい時に購入したい値段で買えない、売却したい時に売却したい値段で売れないと言う流動性リスクが伴いますので、購入には注意が必要です。

<値付日数が10日以下だったファンド>

銘柄コード ファンド名 値付日数
2557 SMDAM トピックス上場投信 10
1490 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ) 10
1479 ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数 10
1468 JPX日経400ベア上場投信(インバース) 9
1585 ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials 9
1676 ETFS 貴金属バスケット上場投資信託 8
1485 MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信 7
1596 NZAM 上場投信 TOPIX Ex-Financials 5