楽天証券、低信託報酬のDCファンドを一般向けに販売を開始


楽天証券は、 2015年9月18日(金)から、 三井住友アセットマネジメントが運用する確定拠出年金(DC = Defined Contribution Plan)向け4ファンドを、 新たに取り扱う。 同4ファンドは、 楽天証券が取り扱う株式投資信託の中で、 最低のコスト水準となっており、 長期に保有する場合もコストが低く抑えられるため、 楽天証券では、「2016年4月から開始のジュニアNISAにも最適な商品です」と述べている。

今回楽天証券が取り扱う4ファンド「三井住友・日本債券インデックスファンド」、 「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」、 「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」、 「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」は、 これまで取り扱いがDCに限定されていた。 今回、 一般向け(DC以外)としては初めて、 楽天証券において同4ファンドを積立てで購入できりうようになる。 また、 楽天証券では同4ファンド全てノーロードで販売する。

DC向けの投資信託は、 一般に販売されている投資信託に比べ、 信託報酬を低く設定する傾向がある。 例えば、 今回楽天証券が取り扱う「三井住友・日本債券インデックスファンド」においては、 信託報酬率が一般で販売されている同種類のファンドと比較して約3分の1程度の0.1728%(税込)となっている。 楽天証券は、「今後も、 信託報酬が低く、 ノーロードの投資信託の本数を増やし、 お客様のニーズにあわせた商品を提供してまいります」とコメントしている。

■今回、 新たに取り扱う投信信託4本の内容と信託報酬は以下の通り。

銘柄名 内容 信託報酬(税込)
三井住友・日本債券インデックスファンド 国内債券(NOMURA-BPI)マザーファンドを投資対象とし、 NOMURA-BPI(総合)と連動する投資成果を目指して運用を行う。 年0.1728%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 主として「パッシブ外国債券マザーファンド」への投資を通じて、 外国の公社債への分散投資を行い、 シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)の動きに連動する投資成果を目標として運用を行う。 年0.2268%
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 主として日本を除く先進国の株式、 新興国の株式指数を対象とした先物取引、 新興国の株式等を主要投資対象とする上場投資信託証券および新興国の株式に投資し、 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、 円ベース)に概ね連動する投資成果を目指して運用を行う。 年0.2700%
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 主として新興国の株式指数を対象とした先物取引、 新興国の株式等を主要投資対象とする上場投資信託証券および新興国の株式に投資し、 MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、 円ベース)の中長期的な動きに概ね連動する投資成果を目指して運用を行う。 年0.6048%

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