SBI証券、iDeCo(個人型確定拠出年金)新プラン設定


SBI証券は、iDeCo(個人型確定拠出年金)において新プランを設定し、2018年11月1日(木)〔予定〕より受付を開始すると発表した。

SBI証券はiDeCoを個人投資家の資産形成の重要な制度であると位置づけ、2005年1月よりいち早くサービスの提供を開始した。また口座管理手数料を無料化するなど先進的な取組みも行い、2018年8月末時点で23万口座を超える多くの顧客が利用している。iDeCoは、2017年1月より、公務員や専業主婦を含む原則すべての現役世代が利用できるようになったことも背景に、今後さらなる市場拡大が期待されている。

そのような中、SBI証券ではiDeCoにおいて、新プランを設定することとした。2005年から提供している現行のプランを 「オリジナルプラン」 、2018年11月に新たに設定するプランを 「セレクトプラン」 とし、今後は商品ラインナップが異なる2つのプランからいずれかを選べるようになる。両プランにおける、諸経費(口座管理手数料、 加入時・移換時、 運営管理機関変更時の手数料等)は同一。また、プランの変更は手数料無料で手続きできる。なお、「セレクトプラン」は2018年11月1日より資料請求の受付を開始する予定※。

SBI証券は次のようにコメントしている。

当社は、 今後も「顧客中心主義」の経営理念のもと、 「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、 魅力ある商品・サービスの拡充を行い、 個人投資家の皆さまの資産形成を支援してまいります。
※プラン変更にあたっては、 現在加入または運用指図いただいているプランの資産を全売却し現金化した上で、 資産の移換を行います。 なお、 資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。 詳しくは、 プラン変更時に当社からお送りする資料をご確認ください。

■各プラン概要

【オリジナルプラン】

2005年のiDeCoサービス提供開始時から10年超の実績をもつプラン。マーケットや時流に合った商品を拡充してきたが、 2018年5月に施行された確定拠出年金法等の一部を改正する法律に基づく商品数の上限を満たすよう、運用商品の見直しを行った。コストや運用実績などを総合的に鑑み選定した35商品をラインナップとして提供する。

【セレクトプラン】

2018年11月1日(木)に導入予定の新プラン。「低コスト」と「多様性」にこだわって選定した34商品を提供する。

■セレクトプラン 運用商品ラインナップ(予定)

※顧客が自身で掛金の配分設定をしなかった場合は、所定の猶予期間後にSBI証券指定の運用商品にて資産を運用する。「セレクトプラン」では指定運用商品を「SBIグローバル・バランス・ファンド」に定める。

※確定拠出年金運営管理機関であるSBI証券は、加入者等に対して特定の商品への投資について指図を行うこと、 または指図を行わないことを勧めるものではない。