楽天証券、iDeCo商品ラインアップに信託報酬業界最安水準の投資信託2商品追加


楽天証券は、2024年1月26日(金)より、iDeCo(個人型確定拠出年金)で取り扱う商品ラインアップに、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」を追加する。これにより、楽天証券のiDeCoの商品ラインアップは、投資信託35本、定期預金1本の計36本となる。

楽天証券のiDeCo

 

今回追加する商品は、楽天投信投資顧問株式会社が運用するインデックスファンド「楽天・プラス」シリーズの商品。同シリーズは、原則、信託報酬率を機動的に引き下げるなど、同種の投資信託の中で業界最安水準(※)のコストで運用することを目指しており、中長期の資産形成に向いている投資信託を運用・提供している。2023年10月に証券総合口座とNISA口座での取扱いを開始しており、既に多くの顧客が購入・運用している。今般、これらの2商品をiDeCoの商品ラインアップに追加することで、楽天証券の人気商品を個人型年金としても運用することができるようになる。

 

楽天証券のiDeCoは、ファンドアナリストが厳選した低コストかつ、好運用実績の投資信託を中心に、国内外の株式や債券だけでなく、REITリート)や金に投資するタイプまで、幅広い商品を提供している。今回の商品追加により、楽天証券のiDeCoの商品ラインアップは、投資信託35本、定期預金1本の計36本となり、より低コストの商品を含めた選択肢から、老後資金をつくるための手段として、楽天証券のiDeCoを活用できるようになる。

 

楽天証券のiDeCoの商品ラインアップ→ https://dc.rakuten-sec.co.jp/service/product/

 

楽天証券では、2016年9月にiDeCoの提供を開始してから、2017年1月には運営管理手数料を無料に、2018年4月にはスマートフォンでも資産管理や掛け金変更、保有商品の入替えを可能にするなど、低コストかつ時間や場所を選ばず気軽に加入・運用できる環境を整えている。また、祝日を含めた週7日、iDeCo専用のコールセンターで顧客からの疑問を解決するほか、原則24時間問合せ可能なAIチャットボットを提供するなど、iDeCoに関するサポート体制も強化している。楽天証券によると、このような取組みなどを背景に、多くの人が老後資金をつくるために楽天証券のiDeCoで投資信託を運用している。

 

楽天証券は次のように述べている

楽天証券は、「資産づくりの伴走者」としてお客様のFinancial Well-Beingを最大化するべく、あらゆるお客様のニーズにお応えする魅力的な商品・サービスを提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図るとともに、お客様の投資活動・資産形成に貢献してまいります。

 

追加する投資信託2商品(運用会社:楽天投信投資顧問)の概要

商品分類 運用方法 運用商品名 商品の特徴
国内外株式 インデックス 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 当投資信託は、日本を含む世界の先進国、新興国市場における大型および中型の上場株式で構成され、全世界の株式市場の動きをとらえた株価指数である「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すもの。楽天証券によると、同指数に連動するファンドの中でも、相対的にファンドの管理費用(含む信託報酬・税込)の水準が低く、中長期の資産形成にも向いている。
外国株式 インデックス 楽天・S&P500インデックス・ファンド 当投資信託は、米国の金融商品取引所に上場している企業のうち、時価総額や流動性などを勘案して選ばれた500社の株式で構成される株価指数である「S&P500インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すもの。同指数に連動するファンドの中でも、相対的にファンドの管理費用(含む信託報酬・税込)の水準が低い点がポイント。

*対象投資信託の残高に応じてポイントが貯まる「投信残高ポイントプログラム」は、特定・一般口座やNISA口座、未成年口座が対象となり、iDeCoは対象外。

※:公募追加型株式投資信託ETF、DC専用、投資一任向けを除く)における類似商品で比較(2024年1月10日、楽天証券調べ)