三井住友DSアセットマネジメント、投資助言を行う日本株アクティブETFがNY証券取引所へ上場


三井住友DSアセットマネジメント株式会社は、同社がサブアドバイザーとなるアクティブ運用型ETF(以下、「アクティブETF」)が2024年4月4日にNY証券取引所に上場したと発表した。同社によると、日本の運用会社がNY証券取引所に上場する日本株アクティブETFのサブアドバイザーとなるのは、初の取り組みとなる。

このアクティブETFは、クオンツ運用に強みを持つ香港の運用会社Rayliant Global Advisorsの米国法人との協業による、NY証券取引所上場の日本株アクティブETF。米国を中心にグローバルの投資家をターゲットに、同社が強みを持つ日本株アクティブ運用においてサブアドバイザーとして投資助言を行う。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社によると、米国のアクティブETF市場は、高い流動性、低コスト、そして税制メリットなどの観点から、近年急速に拡大している。同社ではそのような成長を取り込むために、米国のアクティブETF市場への新規参入を目指してきた。今般、日本の運用会社としては初めて、NY証券取引所に上場する日本株アクティブETFのサブアドバイザーとなり、運用力を発揮する。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社は次のように述べている。

日本でも2023年6月にアクティブETFの上場が解禁されるなど、アクティブETFに対する注目度はグローバルに高まっており、当社は今後もアクティブ運用力を生かした付加価値の高いETF商品の拡充を目指してまいります。

引き続き一層の商品開発力と運用力の向上を図り、経営理念として掲げる「Quality of Lifeに貢献する最高の資産運用会社へ。」の実現のため、お客様本位の業務運営を推進するとともにサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

 

今回、三井住友DSアセットマネジメントがサブアドバイザーとなったETFは「Rayliant SMDAM Japan Equity ETF」(ティッカー:RAYJ)。同ETFは、長期的なキャピタルゲインの獲得を目的とし、資産の80%以上を日本企業の発行する株式に投資する。

Rayliant SMDAM Japan Equity ETF(ニューヨーク証券取引所)