シティ、琉球大学の金融講座を今年も継続


シティは、 琉球大学(沖縄県中頭郡西原町)で提供している寄付講座を継続し、2018年度も後期に金融講座「金融市場と金融システム」を開講する。

琉球大学法文学部における履修科目の一つとして、 同学部で経済学を専攻する2年から4年の学生を対象に、 2018年10月5日(金)から2019年2月8日(金)まで、 毎週金曜日に行う。昨年度と同じく、 講義は期末試験を含めて計16回で、 3講義毎に小テストがある。単位認定講座で、履修者には2単位が与えられる。

昨年度と同じく、 シティ日本法人の第一線で働く現役社員を講師に起用する。金融市場の仕組みや金融機関の役割から個々の金融業務まで、多岐にわたる内容を分かりやすく解説し、学生の金融への理解と関心を深めることを目的としている。今年度は、新たにテクノロジーや法規制など、金融市場の健全な運営に欠かせないテーマを加えるほか、仕事やキャリア上の情報や助言を提供する講義も行う。

この講座は、シティによる寄付講座で、運営にかかる費用はすべてシティが負担する。シティは、 琉球大学での寄付講座を2011年に開始し、その後2年間の休講期間を経て、2016年に再開した。

シティは、200年を超える歴史を有する世界有数の金融機関。日本では、1902年に横浜に支店を開設し、以来、企業や機関投資家など法人顧客向けの金融事業を行っている。沖縄には1999年に進出し、戦略的重要拠点と位置付けて、オペレーションやテクノロジーなど金融業務の一部を那覇市内の拠点で行っている。シティは、社会貢献活動を通じて、事業を行う地域社会へ還元することを重視しており、 琉球大学での金融講座もその一環。

琉球大学金融講座「金融市場と金融システム」カリキュラム