One Tap BUY、総額25億円の第三者割当増資を実施


証券取引アプリ「One Tap BUY」を提供する株式会社One Tap BUYは、 既存株主であるソフトバンク株式会社、 みずほ証券株式会社、 モバイル・インターネットキャピタル株式会社に加えて、 新たにヤフー株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施し、 総額25億円の資金調達を行った。

One Tap BUYは、 今回の調達資金を受けて、 新サービスに向けたシステム開発や、 マーケティング活動、 サービスの利便性向上を推進する予定。 ソフトバンクとは、 既存サービスとの連携などにより、 決済機能などと組み合わせた新サービスを検討していく。 みずほ証券およびヤフーとは、 双方の顧客基盤拡大に向けた連携について協議する。

One Tap Buy

One Tap BUYは、 2017年に、 日本株の取り扱い開始や、 TV-CMなどの広告宣伝活動を積極的に展開した効果などもあり、 9月度の月間口座開設数が15,000件と急増し、 2017年10月には累計アプリダウンロード数60万件、 累計口座開設数が7万件を突破した。

One Tap BUYでは次のようにコメントしている。

今後One Tap BUYは、 出資先とのより緊密なパートナーシップをもとに、 各社とのサービス連携を図り、 お客さまの利便性と付加価値の向上を目指してまいります。 また、 One Tap BUYはFinTechの投資分野において、 No.1サービスを目指します。

【One Tap BUYの事業概要】

One Tap BUYは、 “1,000円で株主”をキャッチフレーズに、 誰でもカンタンにスマートフォンを3タップ、 金額指定の1,000円から株式を売買できるスマホ専業の証券会社。 現在日本では、 1,800兆円※を超える家計金融資産が蓄積されているが、 政府が掲げている「貯蓄から資産形成へ」を実現するには、 個人の株式投資へのハードルが高いのが現状。 One Tap BUYは、 誰もが銀行に預金をするような感覚で株式投資をする社会の実現に向けて “株を、 みんなの当たり前に。 ”を掲げ、 サービスを提供している。 2015年12月に第一種金融商品取引業者として登録され、 2016年6月より、 米国株専用の証券取引アプリ「One Tap BUY」の提供を開始している。

※日本銀行調査統計局調べ